上永野フィッシングリゾート 〜 2021年・年忘れ日本の管理釣り場

しく

2021年12月31日 16:22

2021年12月30日(木) フィッシングリゾート上永野


コロナ・シーズン2とも言える2021年もあっという間に終わってしまった。

未だ出口の見えない異常な時代を、僕たちはどう過ごして生きたのか?

その答えはココにある(←なんで?(爆))









6:25

今日は大勢の人が年末休暇に入っているだろうから、釣り場の混雑が予想される。







7:09

7時のチケット販売後、いつも通り小インレット側のワンドに向かう。

あまりだだっ広いところだと集中力が続かないためだ。



だがしかし、後から気付いたのだが、このワンドの水深が以前より随分浅くなったように感じる。

大雨で土砂でも溜まったのだろうか。

まあ、それとは関係なく?前日も大混雑していた影響か、

本日の上永野は激渋モードで、ほぼ全員、朝から大沈黙大会となってしまった。

頼みのセニョールですら不発という、由々しき事態である。










ブルブルッ!






8:23 1匹目

朝一からまさかの1時間20分も沈黙してしまったが、この状況を打破してくれたのは、

上尾神殿の秘密兵器ライオームナノであった。

リフトアンドフォールで随分日焼けしたニジマスが見事にヒット。






ヴァルケイン ライオームナノ 28mm マットメタルブラウン






8:31 2匹目

日も昇り、水温が多少上昇したのか?

朝一で不発だったセニョールでもようやく一尾だが、この日のセニョールはなんとこの一尾で終わりで

このあと一度も釣れなかった・・・セニョールで釣れないとマジきつい。。。







8:46 3匹目

スプーンはいつも通りダメ、セニョールもダメ、クランクもダメ

という状況でこの日「唯一」激スレニジマスを終日反応させることが出来たのがミノーであった。

こちらはブルックだろうか?

25cmくらいあったので、一度食べてみようと思いキープすることにした。



ミノーと言っても、ギンギラのミノーではなく、

いわゆるペレットカラーのミノー なのだが、これが品薄大人気になるのがよくわかった釣行であった。



このルアーは45Sと45Fを若干の色違いで持っているのだが、今回釣れたのは45Sの方であった。

いわゆるデジ巻きとロッドでのトゥイッチを両方試してみたが、デジ巻きの方がよく釣れたように思う。




ダイワ(DAIWA) エリア トラウト プレッソ ダブルクラッチ 45S tuned by HMKL ルアー






9:04

釣行開始から1時間以上ボウズでどうしようかと思ったが、なんとか3匹釣れたので

一旦トイレ休憩とする。

トイレのある管理棟からの眺めはご覧の通りで、

まあこれ以上釣り人の入る余地はほとんど無い。







9:38 4匹目





9:46 5匹目



2匹続けて、またダブルクラッチ45Sのトッピングフードが大活躍である。

私はこの手のミノーはほとんど経験が無いのだが、セニョールにも反応しなくなったスレマスが

思わず食らいついてくるのは大層驚きであった。






10:24 6匹目

これも同じプレッソダブルクラッチ45Sで。











10:48

かろうじてダブルクラッチで釣れてはいたが、沈黙の上永野にようやく放流車が到着した。





10:55 7匹目





11:10 8匹目



放流で2匹だけ釣れたが、釣り人の人数×10匹の魚が放流されているわけでもないので

これ以上釣ることが出来なかった。



この2匹目はオレ金ではなく、PALのピンク色(マジョーラ?)で初めて釣れたので

記録しておこうと思う。









11:51

お昼になったので、持参していたサンドウィッチで昼食とする。

上永野至近のセブンイレブンで購入した「ハムカツタマゴ」であるが、

いつの間にやら「ツナ」が入っているのに気付いた。



これはセブンイレブンお得意の「新しくなりました&美味しくなりました」戦法で、値上げしたな!

と、思い過去の写真を振り返ってみたが、少なくとも今年の8月までは全て「ツナ入り」となっていた。

・・・これまで、全く気づかなかったぜ(爆)


11月20日



10月10日



9月24日



8月21日



8月12日







・・・最近「外国っぽい写真」というのがナチュログ写真部内で流行っている?のだが、

近景・中景・遠景をしっかりと意識した構図を作ることがポイントらしい。





ちょっと違うな(笑)








14:18 9匹目

しかし、今回は何にも反応しない魚がペレットカラーのミノーのデジ巻きにだけ反応することがある

ということがわかっただけも大きな収穫であった。

ただ、こういうのは今回だけで次からは通用しない、というケースもよくある(苦笑)










14:29

本日2回目の放流である。

それにしても栃木の管理釣り場と養魚場、そして釣り人の絶妙なバランス関係は本当にすごいと思う。

釣り人が多くなければ、これだけ大量の魚を、

ましてや大型魚を1年2年かけて育てることも出来ないだろう。

更には栃木県水産試験場による、ヤシオマス、3倍体サクラマスなど、

釣って楽しい・食べて美味しい魚の養殖技術開発にも余念がなく、

まさに官民一体となって、国内最高峰の管釣り王国としての立場を揺るぎないものにしているのだ。







14:30 10匹目

放流後の魚は定番のオレ金で。

何でも釣れる気がするが、私はMIU2.2gを使っている。





フォレスト(FOREST) ルアー ミュースタンダード 2.2g新色 No.04






14:31 11匹目

放流の時に大きいのが釣れるかどうかは運次第の気もする。

今回は、年末ということもあってか、巨鯉のようなサイズも何匹か上がっていた(うらやましい)

私の運は、中くらいだったようで(苦笑)

中サイズのマスが釣れた(43cm)



一見普通のニジマスかヤシオマスか、非常に微妙なサイズではあったのだが、

黒点の数がかなり少なく「ヤシオはお腹側に黒点が少ない」という

発光路のおじさん情報を思い出し、一か八かキープしてみたが、

中からフォアグラのような肝臓が出てきたことから、恐らく「ミニヤシオマス」だったのだろう(笑)











14:31 12匹目

同じく放流後に釣れたこの魚には大層驚かされた。

50cm近くあったと思うが、かなり厳つい表情は、オスのブルックだろうか?

(追記:ジャガーとのことです(笑))

こんな魚を自然で釣るには北米にでも行かないと無理だろう(笑)

これはキープするが迷ったが、ミニヤシオマスをキープ済みだったのでリリースした。

(あまり大型魚を持ち帰ると、捌き担当の奥様に怒られる(爆))










放流後に武家屋敷が見える小さな池へ移動したが、今日は1匹も釣れなかった。

しかし、この武家屋敷は本当に見事で、中がどうなってるのか一度見てみたい(笑)







15:52 13匹目

途中で雪やら雨がパラパラ降る場面もあったが、いよいよ風も強く寒くなってきた。

PALのグリーングローで1匹釣れたので満足して、これで納竿とした。






フォレスト(FOREST) ルアー パル3.8g 25 グリーンGLOW スプーン




・・・振り返ってみれば、今年、栃木県内の管釣りを訪れたのは今回で10回目。

その中でも一年の締めで、一番渋い状況に当たってしまったのは何とも現実の厳しさであるが(苦笑)

これこそが The 栃木の管釣りなのだろう。



しかし、私が訪れるのはやはり地理的要因から、

栃木南部の加賀FA、発光路、そしてここ上永野だけであるが、

本丸・宇都宮、更に北上して矢板付近の管釣りは一体どんな管釣りモンスター(釣り人の方)

が存在するのだろうか?

怖いもの見たさで行ってみたい気もするが、わざわざ高い高速代を払って

栃木の管釣りモンスター(釣り人の方)に返り討ちにされるのも悲しいので、

また来年以降へお預けとなった(笑)



というわけで、やはり1年の締めは栃木の管釣りで過ごすという

(キャンプのキャの字も出なかったが)

由緒正しき年末を過ごすことができたので、来年も良い1年となりそうである(爆)



それでは、皆様よいお年を〜♪





(おしまい)












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