上永野フィッシングリゾート 〜 初めての小インレット 2021年9月

しく

2021年09月16日 20:26

2021年9月12日(日) フィッシングリゾート上永野


少し涼しくなってきたので、久しぶりに上永野へやって来た。

今年の4月以来だ。

何が釣れるのかわからないのが上永野のいいところだが、

前回はほぼニジマスオンリー。

今回はブルックくらいは釣れるのだろうか・・・?









6:07

今日は日曜日ながら、思ったほど混んでいなかった。

どうも常連さんとおかみさんとの立ち話によると「むしろ金曜の方が混んでいた」らしい(笑)

これは管釣りに限った話では無く、コロナ禍になってから平日のふもとっぱらでキャンプする人なんかも

異常に多くなっている。

コロナと平日休みにどういう因果関係があるのか不明だが、今回は「小インレット」と呼ばれる

手前側のインレットに陣取ることが出来た・・・6回目の上永野で、初めてのことだ(笑)








6:13 1匹目

インレットには予想通り魚がうじゃうじゃ居る。

ニジマスだけでなく、ブルックがかなり多い印象だ。

流れにミノーを乗せれば自動で釣れるのではないかと思い、

リュウキやX70をキャストしてみるも、そう世の中は甘くない。

インレットの魚は・・・鬼のようにスレている(爆)

仕方なくセニョールに切り替えて、ようやくファーストヒット。



30cmほどの良型で、ヒレも赤いことから赤身の可能性もある・・・が、

やはり45cmオーバーくらいをお刺身にしたいので、ここはリリース。





6:15 2匹目

セニョールで続けて釣れるも、これは小さい。







7:32 3匹目

上の1匹から1時間以上かかってようやく3匹目。

インレットは魚こそ多いがスレまくっていることがよくわかる。

まあスレているのは池全体なので、やっぱり魚が多いインレットは有利ではある。




ZacT craft(ザクトクラフト) ルアー セニョールトルネード 100mm 1.7g






インレットに魚がうじゃうじゃ居るのは、虫でも流れてくるのを待っているのだろうか?

であれば・・・と、虫っぽいサイズと色のスプーンを投げてみる。




NORIES(ノリーズ) 鱒玄人 Weeper 0.9g



8:00 4匹目

狙い通りである。

なかなか良型の中型ニジマスで、やはりヒレがピンクがかっている。







9:06 5匹目

・・・が、後が続かない。

あの手この手を試してみて、なんとか1匹を絞り出す。

そんな展開が続く。



この魚は初めてバベルZで釣り上げた。

フォールではなく、ゆっくりただ巻きである。

前回の加賀ではバベルエースのただ巻きで初めて釣れたが、

これらの豆ルアーは巻いた方が向こう合わせになるので、簡単に釣れるのかもしれない。




ROB LURE(ロブルアー) スプーン バベルZ 1.8g





9:52 6匹目






10:44

午前中の放流は、11時少し前。

加賀のようにもう少し早い時間に来て欲しいのだが、

あそこはイケスからの放流で、交通事情は関係無いので仕方ないか。







10:49 7匹目

放流の効果は、割と素直に出てくれた。

得意のPAL3.8gオレ金で、まず2匹。




フォレスト(FOREST) ルアー パル3.8g 4 オレ金



10:53 8匹目






11:02 9匹目

こちらは同じくPAL3.8gの赤金で。




フォレストPAL3.8g(赤金)





11:31 10匹目

・・・が、3匹釣ったところで、PALから離脱(苦笑)







しかしセニョールだけで永久に釣れ続けるわけもなく、すぐにスレるので色々投げてみる。

今日1匹釣り上げている鱒玄人ウィーパーだが、

更に続けて2匹をキャッチし、なかなかの活躍を見せてくれた。

0.9gというウェイトは私の中では限界(軽い方の)だが、

このルアーは難しいこと抜きに釣れるので初心者にもお勧めできるかもしれない。




NORIES(ノリーズ) 鱒玄人 Weeper 0.9g


11:57 11匹目



12:00 12匹目







お昼になったので、やおらバッカンの中のミニクーラーに手を伸ばす。

これは今回の新兵器なのだが、私の 33cmのバッカン にシンデレラフィットなのである。





中の素材は、よくある安っぽいアルミ張りではなく、白いビニール素材で、

内部には薄いながらも断熱材が入っており、ビールのおまけに付いてくるのとは一味違う(笑)

この日は25℃くらいと涼しかったこともあり、昼までばっちり冷えていた。



上下に保冷剤を入れても、サンドウィッチとカフェオレが入ったのでランチ用としては十分だろう。

本当は更にプリンが入れば完璧なのだが、それは少し無理そうだ(爆)




高木金属 ランチバッグ 2段用 NV-BL2





12:17 13匹目

食後もポツポツと、忘れた頃にセニョールで。。。



12:36 14匹目




ZacT craft(ザクトクラフト) ルアー セニョールトルネード 100mm 1.7g





・・・さて、今回初めて人気のインレット横に陣取ってみたわけだが、

確かに魚は多くとも、簡単に釣れる・・・というには程遠い。

以前フライの人が同じ場所で爆釣りしていたのだが、やっぱりフライの方が圧倒的に釣れそうだ。



インレット付近でよく見かけるのが、この模様・・・ブルックだと思われる。

が、見かけるだけで全然釣れない。

なかなかに人をバカにした態度なのである。







13:47 15匹目

インレットの土管から流れてくる虫を演出できれば簡単に釣れそうなのだが、

流れにのせつつアタリを取るのは、ルアーの仕掛けではなかなかに至難の技である。

だが、ペレットペレットのフローティングタイプで一度だけ作戦が成功した。

案の定、後は続かないが、こういう工夫が管釣りならではだろうか。




Bassday(バスデイ) トップウォーター ペレットペレット F 20mm 1.2g ダークオリーブペレット #117





14:12

午後の放流である。

午前中と同じように放流しているように見えたが、午前より放流量が少なかったかもしれない。

というのも、この後の反応が非常に芳しくなかったのだ。







14:31 16匹目

放流から20分後になんとかPALで1匹釣り上げたが、午前中はほぼ全員釣れていたのに対し、

午後はほんと数人しかヒットしていない感じであった。

放流以外の時間はずっと渋いだけに、これは残念だ。



フォレストPAL3.8g(赤金)





14:41 17匹目

あとは、伝家の宝刀セニョールでポツポツ積み上げるしか無い。

やはりインレットの周囲は魚の活性が高いので、他の場所よりは釣れていたと思う。



14:43 18匹目








15:04

15時になったので、いったんキープしていた3匹(いずれも30cmほど)を

捌いておくことにした。

ヒレが赤いので、赤身を期待していたのだが、、、ほぼ白身(うっすら赤身?)

こうなると、那須白河FSが恋しくなる(爆)







15:23 19匹目

時間を空けてから、セニョールを投げると釣れるのは、もはやお約束(笑)

しかし、いい加減インレットも飽きてきたので、この1匹を最後に釣り座を引き払った。







ところで今回、初めての試みとしてエステルラインを、遂に導入してみた。

思えば上尾の大型プールなどで、圧倒的飛距離を稼ぎ出すあのまっすぐ伸びるラインは何なのだろう?

と不思議に思っていたのだが、あれがエステルだったのだな。。。



確かに、特に1g〜2g程度の軽量ルアーでの飛距離は、PEと体感比1.5倍・・・は言い過ぎかもしれないが、

とにかくライン自体がまっすぐになろうとするので、まるで空中でルアーを推進しているかのようである。

栃木の管釣りでも、ほぼ全員エステルのような気がしていて、まあこの飛距離は確かに魅力。



・・・が、お約束?のライントラブルも2回ほど発生。

いわゆるベイトリールのバックラッシュ状態になりやすいのと、

一度はキャストミスでPAL3.8gがプツンと飛んで行ってしまった(汗)




よつあみ(YGK) エステルライン チェルム アンバーコード SG D-PET 200m
↑0.4号を使用





16:17 20匹目

さて、インレットを離れた後は池を1周回ってみたが、

午後の上永野は毎度渋く、なんとかセニョールで2匹を追加できたのみ。



16:21 21匹目




ZacT craft(ザクトクラフト) ルアー セニョールトルネード 100mm 1.7g





最後にメインポンドは諦めて、小さいルアー専用池を攻めることにした。

しかし、前から気になっていたのだが、この上永野の横にある

超ロングな塀と石垣に囲まれた武家屋敷みたいなのは一体何なのだろうか?

まるで、江戸時代にタイムスリップしたかのようである。







17:14 22匹目

そんな江戸時代を感じる小さな池は魚の気配もあまり無かったが、

意外なルアーが活躍した。

茶色いちびパニクラDR-SSである。

やはりこれも虫パターンなのだろうか。




JACKALL(ジャッカル) ティモン ちびパニクラ DR-SS 25mm 1.6g タッキーブラウン



17:19 23匹目

釣れるサイズは20cmほどだが、同じルアーで続けて釣れるのもなかなか興奮して楽しい。

他にも2回くらい掛けたがバラしてしまった。







17:32 24匹目

最後にお約束のセニョールで釣り上げ、ストップフィッシング。

上永野はあまり終りの時間が明確に決まっていない印象だが、

午後は本当に激渋なので、大体心が折れて帰ると思う(爆)







・・・久しぶりの上永野であったが、やはり30〜35cm止まりの釣果は寂しいものがあり、

ニジマス以外も見えてはいるが釣れないという不甲斐なさ。

なかなかに厳しい釣りとなった。



ヒットルアーは以下の通りで、セニョールを除けば

ちびパニクラDR-SSと鱒玄人ウィーパー 0.9g の小さな茶色ルアーの活躍が印象的だった。



バベルZ1.8g 1匹
ペレットペレットF 1匹
フォレストPAL3.8g(オレ金) 2匹
フォレストPAL3.8g(赤金) 2匹
ちびパニクラDR-SS 2匹
鱒玄人ウィーパー0.9g 3匹
セニョールトルネード 13匹



もしや?と思い、時間帯別に並べてみたが、

なんとか1匹/1時間を達成していた。

しかし、こうして並べてみると、よくまあ1日通じて捻り出すような展開が続いたものだ(笑)



6時 2匹
7時 1匹
8時 1匹
9時 2匹
10時 2匹
11時 3匹
12時 3匹
13時 1匹
14時 3匹
15時 1匹
16時 2匹
17時 3匹
合計24匹



そんなこんなで幕を閉じた「フィッシングリゾート」釣行であるが、

加賀より渋く、発光路のように大物は釣れない、

しかし1日券は上記両者より500円安く、交通アクセスは発光路より格段に良好、

という、まさにあっちを立てればこっちが立たない状態であり、

これからもどこに行くかで頭を悩ませそうだ。





(おしまい)





関連記事