キャンプ用薪ストーブ購入時の重要ポイント

しく

2018年12月07日 16:00



・・・いよいよ今週末は冷え込みも厳しいとのことで、

ふもとっぱらの公式ブログでも「うっかりノリで来たら危ないよ」

といった主旨の注意喚起がされていますね。

今週末のキャンプを予定されている方は、お気を付けを〜。。。



さて、この季節になると毎年盛り上がるのが薪ストーブ熱

昨今はキャンプ向けの薪ストーブ選択肢も飛躍的に増加していますから、

どれを選ぶか悩んでいるキャンパーの方も多いことでしょう。



そこで、今回は薪ストーブを選ぶ際に、意外と見落としがち、

というか買ってからでないと、ほとんど気付けないポイントをひとつだけ、

知ったかぶりしてお教えしたいと思います。









キャンプの薪ストーブで最も注意すべき点

・・・それは煙突から飛び散る火の粉である

(2018年・放浪親子キャンパー)







かつての偉人、先人、変人の教えより、私たちは多くのことを学ぶことが出来ます。

そして、いま、ナチュログという大きな宇宙から、私たちキャンパーは学ばなければなりません。

これまで、如何に多くのキャンパーたちが、薪ストからの火の粉によりテントに穴を空けてきたかを。。。





火の粉止めがあるか、ないか、それが問題だ

(2018年・放浪親子キャンパー)






私の愛用薪ストーブは、ホンマ製作所の時計型ASS-60










その煙突口を覗いてみても、中には何も見えません。







汝視界を塞ぐべし、さらば火の粉も防がれん

(2018年・放浪親子キャンパー)




煙突口から中が見えない秘密は、この「中子」と呼ばれる部品。










この部品の本来の目的が「火の粉止め」なのか「蓄熱効果」なのかは、わかりませんが、

とにかく「中子」による火の粉止め効果は抜群で、私の場合、ポリエステル幕ながら

穴が空いたことは一度もありません。







T/Cでも空く、いわんやポリエステルをや

(2018年・放浪親子キャンパー)





過去の事例を見ていますと、Nordiskに代表されるようなT/C幕でも、

火の粉による穴は空いてしまいます。

ただ、このホンマ時計型の場合は、異常に大きな「中子」=「火の粉止め」が、

うまく機能してくれて、穴あき確率は相当低いと思われます。











そこで、世の他のストーブはどうかな〜?と見てみると、、、

wild-1のironstove改は、小さいながらも火の粉止めが付いているようですね。











私の時計型と同じホンマでも、火の粉事例が散見されるクッキングストーブ

こちらも小さいものが付いてはいるようですが、やはり隙間が大き過ぎて、

火の粉が容易に通過してしまうのでしょうか。。。














火の粉止めの手法としては、煙突出口をメッシュ状にするといった手法もよく見られます。

しかし、煙突というのは、やはり煤が付きやすいものですので、

燃焼具合やメッシュの細かさによっては、かなりコマメな清掃が必要となるでしょう。

(かといって、大きなメッシュでは意味が無い)











いずれにせよ要注意なのが、小型で天板から煙突直上出しのタイプ。

このタイプは、火の粉止めが無いケースが多いので、購入後にかなり苦労している例が多々あります。











ホンマの時計型は積載的に厳しいので、万人にお勧めは出来ませんが、

薪スト選びの重要ポイントとして、火の粉止め有無に着眼しておくことで、

後々の苦労が大きく変わると思います。



・・・といった視点も、今後の薪スト選びに取り入れてみてはいかがでしょうか?

となると、現物を一度見ないとなかなか買えなくなるんですけどね(汗)






(おしまい)

※幕内での薪ストーブ使用は自己責任で※





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