・・・いよいよ今週末は冷え込みも厳しいとのことで、
ふもとっぱらの
公式ブログでも「うっかりノリで来たら危ないよ」
といった主旨の注意喚起がされていますね。
今週末のキャンプを予定されている方は、お気を付けを〜。。。
さて、この季節になると毎年盛り上がるのが薪ストーブ熱
昨今はキャンプ向けの薪ストーブ選択肢も飛躍的に増加していますから、
どれを選ぶか悩んでいるキャンパーの方も多いことでしょう。
そこで、今回は薪ストーブを選ぶ際に、意外と見落としがち、
というか買ってからでないと、ほとんど気付けないポイントをひとつだけ、
知ったかぶりしてお教えしたいと思います。
キャンプの薪ストーブで最も注意すべき点
・・・それは煙突から飛び散る火の粉である
(2018年・放浪親子キャンパー)
かつての偉人、先人、変人の教えより、私たちは多くのことを学ぶことが出来ます。
そして、いま、ナチュログという大きな宇宙から、私たちキャンパーは学ばなければなりません。
これまで、如何に多くのキャンパーたちが、薪ストからの火の粉によりテントに穴を空けてきたかを。。。
火の粉止めがあるか、ないか、それが問題だ
(2018年・放浪親子キャンパー)
私の愛用薪ストーブは、ホンマ製作所の時計型
ASS-60
その煙突口を覗いてみても、中には何も見えません。
汝視界を塞ぐべし、さらば火の粉も防がれん
(2018年・放浪親子キャンパー)
煙突口から中が見えない秘密は、この「中子」と呼ばれる部品。
この部品の本来の目的が「火の粉止め」なのか「蓄熱効果」なのかは、わかりませんが、
とにかく「中子」による火の粉止め効果は抜群で、私の場合、ポリエステル幕ながら
穴が空いたことは一度もありません。
T/Cでも空く、いわんやポリエステルをや
(2018年・放浪親子キャンパー)
過去の事例を見ていますと、Nordiskに代表されるようなT/C幕でも、
火の粉による穴は空いてしまいます。
ただ、このホンマ時計型の場合は、異常に大きな「中子」=「火の粉止め」が、
うまく機能してくれて、穴あき確率は相当低いと思われます。
そこで、世の他のストーブはどうかな〜?と見てみると、、、
wild-1のironstove改は、小さいながらも火の粉止めが付いているようですね。
私の時計型と同じホンマでも、火の粉事例が散見される
クッキングストーブ
こちらも小さいものが付いてはいるようですが、やはり隙間が大き過ぎて、
火の粉が容易に通過してしまうのでしょうか。。。
火の粉止めの手法としては、煙突出口をメッシュ状にするといった手法もよく見られます。
しかし、煙突というのは、やはり煤が付きやすいものですので、
燃焼具合やメッシュの細かさによっては、かなりコマメな清掃が必要となるでしょう。
(かといって、大きなメッシュでは意味が無い)
いずれにせよ要注意なのが、小型で天板から煙突直上出しのタイプ。
このタイプは、火の粉止めが無いケースが多いので、購入後にかなり苦労している例が多々あります。
ホンマの時計型は積載的に厳しいので、万人にお勧めは出来ませんが、
薪スト選びの重要ポイントとして、火の粉止め有無に着眼しておくことで、
後々の苦労が大きく変わると思います。
・・・といった視点も、今後の薪スト選びに取り入れてみてはいかがでしょうか?
となると、現物を一度見ないとなかなか買えなくなるんですけどね(汗)
(おしまい)
※幕内での薪ストーブ使用は自己責任で※
↑ホンマから3面窓付が登場。しかもコンパクト!