2015年7月4日〜1泊　　とやの沢オートキャンプ場


キャンプ場王国「道志」

このキャンプ場激戦区の中で、ホームページも持たずに、

不動のファミキャン人気No.1を誇るキャンプ場があります。



総サイト数は４０弱。

道志王国・ファミキャンの殿堂「とやの沢」

・・・今、その狭き門が解き放たれます。。。

ファミキャンの殿堂は、道志みちから少し入り込んだ山奥にあります。

道に迷ったかな？と焦り出した頃に、ブログ等でお馴染みの管理棟が姿を見せました。











場内マップはこのようになっております。

中央に広場（遊び場）、それを囲むように「ファミキャンゾーン」

そして、やや斜面を下ったところに「ひっそりゾーン」



ちなみにゾーン名は、私が勝手に付けました。（爆）

子連れの放浪親子キャンパーは、２０番（☆印）に案内されました。









到着時刻は11:30。

チェックインは13時ですが、かなり早く来てもOKなようです。

というのも、11時半には、皆さん設営完了していましたので！

ひとまず、サイトで昼食を。。。



サイトはテントとタープを設営出来る広さです。

道志の区画サイトでは、かなり広い方じゃないでしょうか。

人気の理由のひとつは、この広くてプライバシー感のあるサイト構成にありそうです。









受付時に頂いた「ふかし芋」も、むしゃむしゃと。

このサービス、道志っぽいですね。　美味しかったです。











さて、サイトの柵の向こうに視線を移すと、、、

すぐ下は清流になっています。





こういう景色の良いサイトは、当日予約の一見さんではなかなかありつけないのですが、

こちらのキャンプ場では、これがスタンダードなのでしょうか。

スタンダードサイトでもハイレベル・・・これも人気の秘密でしょう。









サイトの目の前は、遊び場ですので、早速遊びに出かけます。

お〜い！設営は〜！











遊び場の雰囲気は・・・どことなくオムの唐松広場に似ています。

針葉樹がそびえる雰囲気は、近隣の山伏、奥道志とは、また違った趣。











この遊び場は、さながら「スポーツ広場」でしょうか。


バトミントンのネットに、





輪投げ





ストラックアウト





そして、バスケットゴールに屋根付き卓球台。



当日は、途中から雨が降っていたにもかかわらず、

常に子供たちが集まって来て遊んでいました。

当然ながら、屋根付き卓球台が一番人気でしたね。









さて、子供を遊ばせながら、ようやく設営完了。

雨対策として、REVOタープLにアルマディ4を多めに突っ込んでみました。













テント前室からの景色は・・・緑一色。

隣のサイトとの間は段差＆木が生い茂ってるため、隣が全く気になりません。

ここまで隣が気にならないキャンプ場は初めてかも。。。











一息ついたところで、「ひっそりゾーン」の散策に出かけます。



ひっそりゾーンの入り口は23番あたりでしょうか。

ぐるっと回って、斜面を降りて行きます。









おや、32番か33番でしょうか。

こんなに広くて、いいサイトが空いているではありませんか？！

ここでもヨカッタなぁ〜。。。（遊び場からは遠くなります。）











更に奥へと歩を進めると、、、

居ますね〜、ひっそり大好きの常連さんでしょうか？

プライバシー感抜群のサイトが並びます。











ひっそりゾーン横の沢へ降りてみました。

奥道志ACを流れていた道志川本流と川幅も水深も似ていますが、

これが「とやの沢」なのでしょうか？

もちろん透明度は抜群。

暑ければ飛び込みたいですね。バッシャ〜ン











沢から、サイト群を見上げる。

このロケーション、人気が無いわけありません！

「ロケーション完璧！」と言っても差し支えないでしょう。












「ひっそりゾーン」の全容を解明したところで、自サイトに戻りますか。

結構下っていたのですね。　ハァ〜ハァ〜。











ここで簡単に設備の紹介を。。。



こちらはトイレ。

トイレはちょっとした問題が、、、



男女の個室全部が上でつながってます。（銭湯風）

女子側の個室から無邪気に「おとうさ〜ん！」と呼ぶ娘の声で気付きました。

これはちょっと、女性は特に落ち着かないよね〜。

人気キャンプ場の面目にかけて、これは改善を期待したいですね。









炊事場です。

お湯は出ませんが清潔ですね。











そして！こちらが噂のヒノキ風呂！

混雑具合によっても変わるようですが、この日は午後２時から男女１時間交代で午後１０時まで入浴可能でした。






ということで、午後２時に一番乗り〜♪

よっしゃ〜、誰も居ないぜ〜！











浴室は・・・

じゃ〜ん！

ちょっとした、旅館クラスのお風呂です。

大人４人くらいは余裕で入れる湯舟でしたね。

一番風呂って気持ちいい〜♪

立派な湯舟で、旅行に来た気分になります。



ちなみに洗い場は４箇所で、石けん＆シャンプーの備え付けはありませんでした。









ひとっ風呂浴びたら、夕食の時間？

いや、それにはまだ早かったと思いますが、卓球などを楽しんでるうちに夕食の時間に。。。



今日は、ダイエー津久井店で購入した米国産カルビに牛角のタレを絡めて焼きます、、、



う、うまい！

米国産カルビでも、このロケーションで食べればうまいのか？！

いや、よく考えたら、松屋で食べるカルビ焼き肉定食も旨かったな。（爆）









そして、夜。。。

清流のせせらぎと、タープを叩く雨の音以外は何も聞こえません。

皆さんのマナーがいいのか？　雨の音が激しいのか？

とにかく、静かな夜でした。。。











当日の気温は最低気温で15℃ほど。

キッズマミーC4とロゴスの０℃封筒で、若干汗ばむ程度でした。

もう全然寒くないですね。

（でも、昼間は長袖必須ですよ。）











梅雨の雨は、結局一晩中降り続け、しっとりとした朝を迎えました。

雨に濡れた樹々の緑は、その魅力を増幅させます。















朝まで降り続いた雨も、10時頃には上がったでしょうか。

また広場に子供たちが集まってきました。

娘が年上のお姉ちゃんに懐いて、遊んでもらっている間に、昼食の準備＆撤収を。。。











チェックアウト定刻の12時少し前。

賑やかだったキャンプ場が急に静かになりました。

チェックインは早くてもいいようですが、チェックアウトは厳格なようです。

誰も居なくなったファミキャンゾーンをちょろっと偵察。。。




段差のあるサイト構成、サイト間の樹々、ゆったり広いサイト面積。。。

キャンプスタイルも、キャンプ場オープン当初とは随分変わっているはずですが、

初代オーナーは先見の明があったのでしょうか？

サイト数を減らして、ゆったりサイトを構築する・・・なかなか出来る事ではありませんよね。

「お見事！」



12時05分、人気キャンプ場の秘密に納得し、びしょ濡れテントを持って帰路に就く。。。







最後に恐縮ながら採点です。

料金　　：★★★★☆　　親子２人で3,700円。大人1,000円に値上げしてました。
　　　　　　　　　　　　だが、風呂が無料なので、そんなに高くはないでしょう。
写真映え：★★★★★　　ロケーションが最高です。秋はモミジがきれいそう。
遊具　　：★★★★★　　スポーツ広場で色々遊べます。
炊事場　：★★★★☆　　お湯は出ないが、清潔です。
トイレ　：★★★☆☆　　子供が多いので、乱れがちでしたね。（汗）
　　　　　　　　　　　　あと、音が筒抜けの問題は、記事に書いた通りです。
風呂　　：★★★★★　　無料でこの風呂は最高でしょう。
　　　　　　　　　　　　有野実苑の次にいいお風呂です。（あっちは別料金だけど）
薪　　　：ーーーーー　　買ってないのですが、まさかの400円！
　　　　　　　　　　　　これは道志では初めて見ましたよ。強気ですね。
ゴミ　　：★★★☆☆　　燃えるゴミは捨てれませんが、炊事場に生ゴミ・消し炭捨てあり。
　　　　　　　　　　　　管理棟横に、缶・ビンを捨てれます。
　　　　　　　　　　　　道志内では良い方ですね。
安心感　：★★★★☆　　休日はお客さんが絶えませんから、不安は無いでしょう。
総合　　：★★★★★　　前評判通りの素晴らしいキャンプ場。
　　　　　　　　　　　　道志みちから離れたロケーションも最高。
　　　　　　　　　　　　サイト構成にゆとりがあり、プライバシー感抜群。
　　　　　　　　　　　　これぞまさしく「ファミキャンの殿堂」！



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