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2〜3人でこぢんまりと楽しむファミリーキャンプレポート(キャンプブログ)

スノーピークの修正力と焚火台解剖

Dec 24 , 2020

☆その他(22)

スノーピークの修正力と焚火台解剖

今年も届きましたね。

万年ブラック会員のピーカーブロガーのワタクシにも、

ようやく到着しましたよ、 2021年のカタログが。

あ、ブラックは・・・腹黒の方のブラックですよ(爆)

というわけで、万年ホワイト会員が送る、スノーピークのカタログチェック。

(↑結局ホワイト会員かい(爆))



まあ、スノピのカタログチェック・・・もう見飽きたよね?

他ブログで既出ネタのオンパレード・・・行ってみよう!(爆)












修正力 of 2020




皆さん、覚えているでしょうか?

2020年のスノピカタログの表紙・・・

The お寺キャンプ(爆)

スノーピークの修正力と焚火台解剖

なんか、もうこうして見ると、腐海に生息する王蟲か、平家の落武者の夜営にしか見えませんが(笑)

この表紙を見て「ど〜なってるの?」と思ったのは、

小倉智昭 だけではなかったでしょう(爆)







それが今年は、これですからね〜。

これぞ、王道の絶景キャンプ

同じ新潟のADAのカタログにも通じるような、

未経験者のハートをガッチリ鷲掴み間違いなしの、素晴らしい写真ですね。

スノーピークの修正力と焚火台解剖

これはまさしくキャンプで迎えるマジックアワーそのもので、

写真的にも最も美しく撮れる時間帯です

、、、って、素人の私に言われなくても、狙って撮ってますよね(笑)






表紙だけでなく、中身の方でも、前回10ページ以上にわたって登場した3代目新社長も

今回は露出を控えて2ページほどでしょうか。

どうやら先代の社長が予定していた米国本格進出が、

コロナ影響で延期になったようですので、

それが良い方向へ働いたのかもしれませんね・・・これが「スノピの修正力」の実態?



まあ、何はともあれ、ノーマルな表紙に戻って良かったです(笑)





しかし、冒頭のSPWの記事・・・

コロナ予防策を徹底とか言いつつ、

その内容は、ちょっと脇が甘過ぎるような・・・?











年間4万台の焚火台を8人で製造!




スノーピークの修正力と焚火台解剖

さて、今回のカタログで一番興味を持ったのは153ページ。

焚火台を自社HQで製造していたけど、これからはLサイズだけ外部委託します、という話。

それ自体は有名な話なのかもしれませんが、

私が注目したのは、

年間4万台の焚火台を8人で

製造していたという数字です。





S, M, L の製造数内訳はわかりませんが、真ん中のMで売り上げを計算してみますと、

4万台の売り上げは、12,600円(税別) × 4万台 ≒ 5億円 にも達します。

凄いですね。





スノーピークの2019年の売り上げは、142億円ですから、

5/142=0.035・・・実に 3.5% が焚火台の売り上げに相当するわけですね。

(全部Mサイズだった場合)





しかし、これほどの数の焚火台を8人で製造するのは、

果たして妥当なのかどうなのか?

下世話な話ですが、検証せずにはいられませんね(爆)





・・・というわけで、余計なお世話シリーズ発動〜♪











焚火台の製造原価内訳は?




まさか、これが焚き火の道具とはね〜。。。

知らない人が見たら、びっくりたまげる美しさの焚火台。

スノピ本社SPHQで製造されているというのを知っただけで、

オーラを感じてしまいますね(笑)

スノーピークの修正力と焚火台解剖








しかし、製造といっても、メイン工程はこのモリモリの溶接部になりそうです。

これも手作業ではなくて、溶接ロボットがやっているようですが。

(治具にセットするのは人間みたいですね。)

スノーピークの修正力と焚火台解剖




さて、焚火台の製造原価内訳を考えるにあたって、

まず、この12,600円の焚火台Mの原価率はいくらなのか?というのが気になります。

スポオソセールで20%オフで売っているところを見ると、

80%以下であることは間違いありませんが(笑)





しかし、上場企業ですので、そのあたりの数字も公表されているようですね。

あまり詳しくないので間違えてるかもしれませんが「売上原価」というのが、

製造にかかった原価(全部)に該当するようです。

そこから出てきた数字は・・・売上原価率46%





え?!

原価5割しか、かかってないの?

残り5割丸儲け?

と一瞬思ってしまいますが、

「販売費及び一般管理費」という名目で「売上原価」とほぼ同じ金額が計上されていますから、

製造以外にかかるお金が膨大なんですね。

これは、直営店の運営費用がほとんどでしょうか。





ちょっと話が逸れましたが、原価率46% で計算してみましょう。

12,600円(税別) × 4万台 × 46% = 2.32億円

つまり貴方がスノピの工場長なら、こう命令されるわけです。

2.32億円で、年間4万台の焚火台を製造せよ!












2.32億円で、年間4万台の焚火台を製造するには?




いや〜、しかし会社というのは、いつの時代も無茶苦茶なことを言いますね(爆)

こんな無茶振りをしておいて、片や余計なアパレ・・・(以下自粛(爆))

まあ、仕事ですので(←ただのブログだよね(笑))

2.32億円で、年間4万台の焚火台を作る方法を考えてみましょうか。





【材料費】

まずは、材料費。

これが鬼です。バカになりません。

焚火台Mの質量は、驚いたことに 3.5kg もあります。

何のステンレスかわかりませんが、ステンレスです。

kgあたり400円 くらいが相場でしょうか(適当です)

(ガレージブランドが大好きな鉄だと、kgあたり80円です(これも適当))

3.5kg × 400円=1,400円・・・材料費だけで 1,400円 です。

焚火台M 12,600円 × 46% = 5,796円の許された製造原価のうち1,400円

実に24%が材料費なのです。

これは、ちょっとステンレスは止めて、SPCC(鉄)のメッキか黒皮にでも変えてくれと、

工場長からクレームが来そうです(爆)





しかし、ここは天下のスノピです。

使っているうちにサビサビになるような安物を作るのはスノピのポリシーに反します。

目先の利益しか考えられないガレージブランドとは違うのです。

(そうでないガレージブランドも、あるとは思いますが)









【外注加工費】

スノピの焚火台の製造について調べてみると、驚いたことに三角板形状のプレス打ち抜きも

どうやら自社で行っているようです。

そのときに、この刻印も同時に出来ているのかな?

スノーピークの修正力と焚火台解剖





他の工程で、外部業者に委託していそうなのは、脚部の切断と曲げ加工でしょう。

(「自社で一貫生産」という記事もあるので違うかもしれません)

焚火台1台分の脚の加工費用・・・いくらなのでしょうか?

スノーピークの修正力と焚火台解剖

曲げは3箇所。

大きな曲げ部品が4つと、短い直線部品が4つ。

よく見ると、それを通すスリーブ状の部品も8つあります。

1台分の脚の加工時間が例えば10分として(適当です)

外注先の加工レートが3,500円/時だとすると、

3,500円 × 1/6 = 583円

あんまり適当なことを書くと実際の業者に怒られそうですので、

(そんなにもらってないわ〜、とか)

ここは話半分でお願いします(汗)

恐らく自動車の部品だと、同じ物でも1/10の値段くらいになりそうですが、

キャンプ用品の生産規模だと、どうなんでしょうね〜?









【その他 ケースとか箱とか】

スノーピークの修正力と焚火台解剖

スノピの焚火台って、オプションでケースが売っているので、

製品にはケースが付いてないのかと思いきや、薄いけど専用の収納ケースが付いてるんですよね。

出荷しようと思うと、段ボールの個包装もされているわけで、ここにもお金がかかります。

ほんと、モノ作りは大変だなぁ・・・

ここはよくわかりませんが、エイヤで 100円 としておきましょう。









【人件費】

さあ、怪しい計算のオンパレードで恐縮ですが、ようやくここまで来ました。

人件費は、社員かアルバイトかで変わってきますが、

全てを社員でやっているという記事を見かけたので、それを鵜呑みにしましょう。

Yahooファイナンスで調べてみますと、

スノーピーク社員の平均年収は 478万円

平均年齢は32.7歳とありますから、若い人が多いですね(びっくり)



従業員数
(単独) 332人
(連結) 452人
平均年齢 32.7歳
平均年収 4,780千円




製造部は8人ですが、この他にも調達とか生産管理とか何人か居そうですので、

人数は8人+4人=12人で計算してみましょう。

更に保険料?分の割増で×1.1にしておきます

478万円 × 1.1 × 12人 = 6,309万円









【溶接ワイヤー】

おーい(爆)

いやね〜、あれだけモリモリにしたら、溶接ワイヤーだってあっという間に無くなりますよね。

一体どれだけ使うのだろうか?



溶接箇所は80箇所以上という表記の記事がありましたが、

パッと見、モリモリの溶接は50箇所くらいでしょうかね。

モノタロウで調べてみるとφ1.6mmのワイヤ12.5kgで5万円

12.5kg/(1mあたりの質量)= 12.5/(1.6x1.6x3.14/4x1,000/1,000x8) = 12.5kg / 16g = 781m(長っ!)

781mで5万円です。

溶接の大きさから1箇所あたり30mmくらいは使ってそうなので(適当です)

5万円/781m × 0.03m × 50箇所 = 96円 ≒ 100円

なんと溶接ワイヤだけで、1台あたり100円もかかっています(ほんとか?(笑))

まあ、こういうのは桁感覚だけでも合ってればいいんですよ(開き直り(爆))








【電気代】

・・・どうやら調べてみると、自動溶接機の消費電力はkWオーダーのようです。

これは家庭用の6畳エアコンの消費電力が500W程度ということと比較すると、

エアコン複数台分(溶接機1台あたり)に相当します。

溶接ロボットが何台あるのかはわかりませんが、1台だけではとても間に合わないでしょうから複数台。

ということは、家庭の電気代ですら2万円とかしているのに、

工場の電気代はその10倍以上は簡単に超えそうです。

その他空調や照明もありますから、月50万円〜100万円くらいするのでしょうか?

大口契約なので単価が安いのかもしれませんが、

ここはエイヤで、75万円/月としてみましょう。









【機械設備】

一番過酷に使われているのは、ロボットの自動溶接機と三角板の打ち抜きプレスでしょうか。

工場の写真を見ると、加工機が5台くらいあるようです。

例えば2,000万円の加工機が5台だったとして1億円。

10年で壊れるとして、

1億円/10年 = 1,000万円/年









【金型】

4万台の焚火台に使われる三角板は16万枚。

製造中の写真を見ると、2面1対で抜かれているようですので、

8万ショット/年ということになります。

金型の世界は、ものすごく専門性が高く、我々素人では全くわからないことが多いですが、

例えば、この金型を1ヶ月に1回新品に交換・・・といったことは考えにくいです。

せめて半年か1年は持って欲しいという願望で(笑)考えると、

1年に1.5回の交換・・・としましょうか(適当です(笑))

プレス金型の値段はおいくら万円でしょうか?

なんとなく、プラスチックの射出成形の金型よりは安そうですが、

500万円 × 1.5回/年 = 750万円/年 としておきましょう。








【雑費(副資材)】

よくよく考えたらステンレスのTIG溶接には、アルゴンガスが付き物でした。

他にも、汚れを拭きあげる溶剤や、消耗する工具など、

細かいお金が色々かかりそうです。

アルゴンガスの値段がわかりませんが、

雑費で 100万円/月 としましょうかね。










【合計】

あ〜、もう疲れましたね。

適当な計算の積み重ねで、かなりの誤差が生じてそうです(爆)

大体、もう誰も読んでないと思うので、あとは流しましょう(爆々)


【材料費】1,400円 × 4万個 = 5,600万円
【外注加工費】583円 × 4万個 = 2,332万円
【その他 ケース】 100円 × 4万個 = 400万円
【人件費】6,309万円/年
【溶接ワイヤー】100円 × 4万個 = 400万円
【電気代】75万円/月 × 12ヶ月 = 900万円
【機械設備】1,000万円/年
【金型】750万円/年
【雑費】100万円/月 × 12ヶ月 = 1,200万円



【合計】18,891万円 = 1億8,891万円



あれ? 2.32億円 の予定が 1.89億円とは???

ちょっと足りないにも程があります(爆)

何を見落としてそうですね(汗)





・・・と、何日かかけて、ここまで書いていたのですが(←ヒマか(爆))

今日、重大な見落としに気付きました。

実は、スノピの販売先は、最終ユーザーへの直売が約28%

残り 72% は販売店(スポオソなど)への販売だったのです。





これが、何を意味するかというと、直売の場合は定価まるまるがスノピの売上になりますが、

販売店への販売は、当然卸売価格となり、定価の約70%のようです。

(投資家用の調査レポートみたいなのに書いてありました。google検索で見つけた。)





ということは、冒頭で



12,600円(税別) × 4万台 × 46% = 2.32億円



という計算を得意気に披露しましたが(爆)

これが大きな間違いで、上記の事情を踏まえると、



(直売分)12,600円 × 4万台 × 28% × 46% + (卸売分)12,600円 x 70% × 4万台 x 72% × 46%

=(直売分)6,491万円 + (卸売分)1億1,685万円 = 合計 1億8176 万円





ん?!





■私が適当な積み上げ計算で出した金額・・・1.89億円

■販売先による売上金額差を考慮して求めた売上原価・・・1.82億円





・・・惜しいっ!(爆)

つまり、、、更に700万円のコストダウンが必要ですね(汗)

それにしても、うまい具合によく合いました。

あまりに合わないから、人件費をレートに置き換えて誤魔化そうかと思いましたが、

真実が知れて良かったです(←真実じゃないよね(爆))









調べてみたらスノピ直営店って、かなり数は少なくて、

スポオソとかヨドバシとかに入ってるのは、インストアという形態で、

これらの店舗では、定価の7割でその店に卸売していることになるんですよね。





そう考えると、スノピを応援したい人は、

あんまり無いけど直営店か、直営EC(公式HPのweb販売)で購入してあげると、

スノピの取り分が3割増えます(笑)





しかし、工場でのモノ作りはシビアに原価を定められているのに、

下流になると、販売先によって、30%も販売価格がコロッと変わるとか、

作ってる方としては、ワシらの苦労はなんやねん?!って、言いたくなるような、ならないような、、、





あと売上原価と同じだけ「販売費及び一般管理費」がかかっているというのも、

まあ何とも複雑な気分になりますよね。

スノピは、お客さんとの対話を重んじる風土だから、

これはカット出来ない部分なのかな〜?





どちらにしても、こと焚火台に関しては、

あの焚火台としては高めの定価も、きちんとした理由があって、

真面目に値付けされた金額だった

ということが、よくわかりました・・・スノピ、ブラボ〜♪(笑)






スノーピークの修正力と焚火台解剖





・・・というわけで?

この辺で

スノピのカタログチェック・・・他ブログで既出ネタのオンパレード

を終わりにしたいと思います。

(↑他ブログとネタ被るわけないわ〜っ! こんな暇人、他に居ない(爆))





また1年後お会いしましょう

さようなら〜♪





(おしまい)






スノーピーク(snow peak) 焚火台(amazon)
↑ここで買うとスノピの取り分は3割減ります(爆)

















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コメント
こんばんは(^^)

人様のブログにコメントを書くのに、電卓を弾きながらというのは今までにない経験です(^_^;)

年間4万個を8人で・・・なんですね。
月20日稼働として、167個/日。
1日8時間労働として、1個あたりの製造に掛かる時間が23分(8時間×60分×8人÷167個)とすると、意外と(?)工数掛かってますね。
(検査とか、梱包も含めてでしょうが)

しかしながら、製造原価に占める人件費の割合が、かなり高いのが気になりますね。
(しくさん計算だと、1/3が人件費!)
やはりブランド力など、付加価値を高めないと、日本の製造業は立ち行かないですねぇ・・・。

あんまあぱぱあんまあぱぱ
2020年12月24日 23:56
おはようございます!はじめまして!
snowpeakの焚き火台を使ってます!
あの綺麗な作りを8人で作られてるのには驚きでした!当たり前の事ですが綺麗に造る事は
非常に難しいですから!完成後のチェックももちろん8人の中でされてるんでしょうぬ!
ですが、私が使ってるチタンマグは少しだけエクボ(小さな凹み)が有るんです!
買って帰ってから気づいたんです!しかもかなり凹み難い所に!
そんなエクボを見る度に…
「出来れば製造時に出来てたら嬉しいなっ!」って思います!(笑)

ぱーちゃんぱーちゃん
2020年12月25日 04:30
あんまあぱぱさん
おはようございます〜

あ、出ましたね、本職の人(爆)
なるほど〜、1個23分ですね。
でも多分溶接ロボットが二台くらいしかなくて、そこで律速してる気がします(笑)

人件費が1/3というのは、割合的に高過ぎるのですか〜
やはりそのあたりの勘所が本職の人はありますよね(笑)
まあ、amazonで売られている中国製品の値段を見てると、
日本でのモノ作りは値段で勝てるわけないですよね〜。
ただ、スノーピークは、あくまでキャンプ用品という括りでやってきてますので、
GREENLIFEあたりが作れば、もっと安く出来そうです(爆)
(以前ベランダ用の物置買いましたが、日本製の割に安価で品質も高く感心しました)

しくしく
2020年12月25日 07:28
ぱーちゃんさん
はじめまして!コメントありがとうございます〜

8人で作ってると聞くとびっくりしますよね〜
でも、↑本職?の人によると人件費の割合が高過ぎるようですので(爆)
まだ減らさないといけないのかもしれません(作る数にもよりますが)

完成後のチェックも8人の中に入ってるのでしょうね〜
製造と検査は別部署だと思いますので、製造6人で検査2人かな?(笑)

チタンマグにエクボですか〜
調べてみたら、超巨大なプレス機でその形を作っているようですので、
何tonという力がかかっているのでしょうね〜。
なので、きっと、製造時に出来たエクボだと思います!

しくしく
2020年12月25日 07:38
いやー!度肝を抜かれました(笑)
裏でこんな事やってたとは(爆)あ、こっちが表?ですかね!
私も万年ホワイト会員ですが、何だかんだとカタログ見るのは楽しみで、今年はまだ腰を据えて見れてない(どんだけ読むんだ)
焚き火台、やはりその大部分を占めている材料費。ここが一番のネックでありながら、一番の良さを出してる部分ですかね。L使ってますがあの重さは(笑)
炭床?誰が思い付いたんだ!重すぎるわ!なんて思いながらもホクホク顔でこれからも使います(笑)

そうへそうへ
2020年12月25日 08:05
しくさんにしか書けない記事ですね!!!
いやー、真面目に真剣に読ませていただきましたwwすっごい面白かったです!

スノピといえば、あのアスタリスクをつけるだけでブランド費もってかれますよね。
しくさんも書かれてますが、他メーカーがおんなじもん作ったら3割くらい安くできそう(爆)

いやー、カタログって面白いですね!(違

ハチママハチママ
2020年12月25日 08:34
しくさんお早うございます!
この記事相当面白かったです笑
この切り口は完全にななめというより真下^^
電卓はじいてブツブツ言いながら
記事を仕上げるしくさんの姿が映像として
頭に浮かんだ瞬間リスペクトの風が駆け抜けました!
SP社先日の提訴の件で私の中では完全に
ちっこい奴になっていたのですが
収益出せずに苦しんでいる最中真似だけは許せない
中国様にはどんどん真似されてもいいけど
地元のちっこい企業だけは許さん!
そうなっちゃうのかなぁとこの記事のおかげで
SP目線になれたきがします笑

劇団にひき劇団にひき
2020年12月25日 09:29
こんにちは♪
いま、初めてSP社のIR情報みました(笑)
HPも実は初めて見たかも。。。初めてHPを見た内容がIR情報って投資家みたいですね(爆)

やっぱりモノづくりって手間暇がかかってますよね~
売れるようにたくさん作ると在庫過多になっちゃうし、かといって制限するとDODみたいに在庫無くなって炎上するし(爆)

それで順調に売れてるな~とか思ってると中華製のバッタものとか格安で作られちゃうし。。。
Made in Japanを維持するには並大抵の労力じゃありませんね~

harukabiyoriharukabiyori
2020年12月25日 09:38
こんにちは。

今年のカタログの表紙の写真は良い雰囲気ですよね。
スノピのテントとギアしか写ってないので、かなり準備して撮ったみたいです(笑)

しかし、焚火台の分析にはビックリしました。
上層部から押しつけられた数字にキッチリ集権させる手腕は、しくさんの本業が悪徳会計士なのかと思ってしまうほどでした。

直売価格と卸価格の差は、販売に関わる経費の負担の割合だと思います。
現在は直売率が3割でウハウハなスノピですが、その為に、例えば2017年には、直営店と物流拠点の建設などで13億円。
無形資産(たぶんECサイト)で4億円の投資をしたのが響き、2億5000万の赤字を計上しています。

zero21keizero21kei
2020年12月25日 10:25
面白いですねぇwww
しくさんのお陰でスノピのイメージが爆上りしましたよ(笑)
シェラカップとペグ、ノクターンと小物しか持ってませんけど(爆)

PS.某ガレージブランドのランタンハンガーは気が付いたら錆び錆び(泣)
  値段相当の物を選ばないといけませんね。

ササシンササシン
2020年12月25日 16:40
こんちゃ(^ ^♪

メチャオモロ(笑)
興味津々でした
個人的に卸価格70%は結構強気やなーっと思いますが
日本の一流メーカーはそんなもんなのかな?

しかし
カタログ読み込んでますね!
ワタシの家にも届きますが・・・

今度開封してみます(爆)

shinn.shinn.
2020年12月25日 16:47
そうへさん
こんばんは〜


海千山千のそうへさんの度肝を抜けたようで良かったです(爆)


Lサイズですと、5.5kgですから、材料費だけで2,200円しますね(笑)
炭床は鋳鉄ですので、kg単価はグッと安くなります(爆)

しくしく
2020年12月25日 19:22
ハチママさん
こんばんは〜


いやいや〜、ちょっとこっち方面の仕事してれば誰でも書けますよ〜
ただ、面倒だから誰も書かないだけです(爆)
真剣に読んでくださり、ありがとうございます。
オール巨人師匠の「読む人に考えさせたらダメ」という言葉が刺さります(爆)


そうですね〜、店舗販売の費用は大きいですが、
あれがあるから、ブラック会員とかなる人が居ると思うと止められないでしょうね。


カタログは面白いですね。
うっかり余計な情報を書くと、ここまで深掘りされるので怖いです(爆)

しくしく
2020年12月25日 19:27
劇団にひきさん
こんばんは〜


ななめというより真下(爆)
ええ、真下から突き上げてみました(笑)


リスペクトはどうかと思いますが、
電卓は何度も使ってしまいました。まあ私のブログでは時々あることです(爆)


ええ、私も計算しているうちに、不思議とSP目線になっていました。
立場が変われば、値段の感じ方も変わるものですね(笑)
この焚火台は、ちっとも高過ぎじゃあありません(爆)

しくしく
2020年12月25日 19:30
harukabiyoriさん
こんばんは〜


IR情報・・・私は見方がよくわかっていませんが、すんなりそんなの見るとは
harukabiyoriさん経理畑なのかな(笑)


ほんと、もの作りは大変ですよね
1年かけて4万個作って2億円・・・片やプロ野球選手の年棒が6億円とかっていうニュースを見ると
なんとも言えない気持ちになります(汗)


中華製のバッタものに対抗するには高品質とアフターサービスしかないですよね。
あとは上顧客を如何に作るかでしょう。
たぶん我々は眼中にありません(爆)

しくしく
2020年12月25日 19:33
zero21keiさん
こんばんは〜


おお、他のギア写ってなかったですか。
ランタンとかスノピ縛りは結構単調になりそうですけどね(笑)


悪徳会計士・・・バレましたか。
keiさんところも粉飾決算が必要でしたら、いつでもお手伝いしますよ(爆)


そうそう、以前は問屋に卸していたようですが、その頃にそれを止めたようですね。
インストア店舗は確かに最近増えている感覚はあって、初期投資が少なく済むメリットもあるそうです。
というわけで、keiさんも2億円投資して、年間4万台の焚火台を作ってみてはどうでしょうか?(笑)

しくしく
2020年12月25日 19:37
ササシンさん
こんばんは〜


イメージ爆上がりですか・・・確かに何だか一生懸命さを感じますよね。
まあシェラとか他のものは、スノピでは製造していないですが、どっちにしてもあの高品質だと
結構お金かかっているでしょうね


あ、ランタンハンガー錆びましたか(汗)
黒革鉄板の方が見た目が好みとか、Eg爺さんはおっしゃってましたが、
実態はそうですよね〜。
工事現場の敷板じゃないんだから、鉄をそのまま使用はないですよね

しくしく
2020年12月25日 19:41
shinn.さん
こんばんは〜


スノピは問屋を使っていないから、他より高いんじゃないでしょうかね、卸売価格


カタログは表紙の写真と、社長の対談、
その辺りを重点的に見ています(爆)
今年はマキタの色違いラインナップも増えたようですね(笑)

しくしく
2020年12月25日 19:43
こんにちは、この記事から遡って、スノピカタログ3部作をあらためて読んでしまいました。毎回、面白すぎやろーw

第一部はホロっとしましたが、まさに5年後、抜け殻になるどころか、こんな計算してブログ書いてるなんて(爆)

今回のスノピ価格の検証、モノづくりしてる人達の苦労がリアルに伝わってきますね。おまけにまさかのほぼピッタリ賞w
伝説の傑作レポートになりそうです(笑)今から来年が楽しみw

EgnathEgnath
2020年12月26日 12:57
Egnathさん
こんばんは〜

気付けば3部作でしたか・・・忘れてました(爆)

5年先はどうなるか、ほんとわかりませんね〜
特に今年のコロナは誰も想像しなかったよね

スノピが自社で作っているのは焚火台だけですが、
これだけでも大変ですよね
来年・・・まだブログ書いてるかも怪しいかもですよ(笑)

しくしく
2020年12月26日 20:41
こんにちは。

綿密な原価計算、お疲れ様でした。
私も会計人のハシクレですが、溶接ワイヤの使用量とか、金型の交換サイクルとか、まったく見当もつきませんわ!
脱帽です。
ただただ尊敬申し上げますm(_ _)m

数年前、マーケティング研修のグループワークで、スノーピーク社の企業価値を上げるための方策について検討した際、アパレル事業からは撤退し、アジア圏でキャンプを広めるべしという結論に辿り着いたのを思い出しました。アパレルやりつつ、北米へ本格進出を考えてましたか。

スノピのカタログは久しく見てませんが、写真とスペックがずいぶん離れたページに掲載されるアホな構成は、改善されましたでしょうか?

ジョー坂東ジョー坂東
2020年12月27日 21:23
ジョー坂東さん
おはようございます〜

あら、会計人というジャンルがあるのですね
いやいや、全部生半可な知識で適当に書いてるので、
話半分でお願いしますよ

アジア圏でキャンプですか〜
既に韓国、台湾ではそこそこ売り上げがあるようですよ
アパレルはどうでしょうね〜、さすがに完全廃止は無いでしょうね
北米というかアメリカは何気に物価が高いので、スノーピークは安く感じていいと思うんですよね〜
金持ち日本人はもう過去の話ですね

写真とスペックは同じところに書いてあるかな?
一時期テントのサイズが書いてなくて苦労しましたが、それも普通に戻ってました
まあ、買う予定は無いですけど、妄想はしますからね(笑)

しくしく
2020年12月28日 07:58

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スノーピークの修正力と焚火台解剖
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