2024年8月13日（水）　那須白河フォレストスプリングス（福島県西白河郡西郷村）


ここ最近、那須白河FSでは散々な目に遭っているので、

普通の感覚の持ち主であればこんなに頻繁に来るはずは無いのだが、また来てしまった（爆）

（前回釣行はちょうど１ヶ月前）

しかし今回は、貧釣果ながらも思わぬ発見があったので、私としてはそこまでの虚脱感とか絶望感とか、

管理釣り場への恨み辛みは生まれず、そういう点では行ってよかったと言えるかもしれない・・・

いや、あんまり言えないか（爆）

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予想通りの激濁りからスタート

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7:03

今回は趣向を変えて、いつものファーストポンドではなくセカンドポンドからスタートしてみた。

ここ最近は５月４匹、７月７匹と貧釣果に喘いでいて、

朝一のファーストポンドで全く釣れる気がしないからであるw










しかし水質の方は、これまた 激濁り と来たもんだ。

昨晩局地的に大雨が降っていたので、こんなことだろうかと予想はしていたが、

ここの水源の黒川という川は、ちと濁りやす過ぎないか？











８月１３日・・・世間ではお盆休み真っ只中だというのに、釣り場は閑散としている。

朝一のセカンドポンドは６〜７人くらいだっただろうか。

やはり釣れないと自然と釣り客は減ってくるものである。

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開始30分でまさかの「珍」ファーストフィッシュ

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スタートフィッシングから一通りスプーンを投げてみるも、アタリも触りも何も無い。

激濁りで魚の姿も見えないし、生命の気配が皆無である。

たまに生命の気配を感じると、漏れなく 巨ゴイ という体たらくw

いつからか加賀フィッシングエリア並みに巨ゴイが増えてしまった那須白河FS・・・

正直、巨ゴイの多い釣り場に良い印象は無い。

目的は藻類を食べさせるためだろうか？



あまりのマッディ水質に今は亡き上尾プールを思い出し、

上尾神殿の神ルアーと謳われた ライオームナノ を投入してみる。

断っておくが神ルアーと謳ったのは私一人だけである（爆）



ライオームナノを池の中央あたりまで放り投げ、ボトムに着くまでフォールさせる。

カウント１０もいかないくらいで着底し、思っているより浅そうだ。

３mくらいだろうか。



そこから小刻みにリフトアンドフォール。

結果はすぐに出た！







7:34

ブルブルッ！

ボトム着底から２、３度目のリフトアンドフォールで明確なバイトがあり、

このルアーにしては珍しく一発で乗った。

しかし、、、小さい

体長１５cmほどの小魚である。

しかもなんか 見た目がおかしい（爆）

腹にオレンジ色のラインが見え、これじゃない感 が120%に達してしまったwww











ウグイだ〜！（逃走中のナレーション風にw）

いや、ウグイかどうかは自信が無い。

しかしこれはどう見てもニジマスではなく、日淡 だ（爆）

ちきしょ〜！　ワシは遠路遥々福島までやってきて、岸際で群れる巨ゴイを観察し、

日淡を釣るために大金を払ったわけではないのだ。

にしても、この写真を撮った時には外れてしまったが、

ライオームナノ のフックが見事なまでにこの小さな口に掛かっていた。

私は以前からこのルアーはエサのように魚がバイトしてくると思っていたが、

その疑惑が確信へと変わった瞬間であった（爆）

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エリア全体を覆う鬼のような沈黙モード　昨日までの放流魚はどこへ？

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ライオームナノのボトムパターンで活路を見出したかに思えたが、

後が続かず、そもそも魚のライズも全く無いのでセカンドポンドには早々に見切りを付けた。

さて、どこで釣ろうかな？と空いている場内を見渡してみると、

珍しくサードポンドのウッドデッキに誰も居ない。

まあ、ここに人が居ない時点で結構な末期症状だと思うのだが、

セニョールを投げれば１匹くらいは釣れるだろうと竿を出してみる。

しかしいつもなら魚のライズが頻繁に起きているこの流れ込みも生命感が皆無で、

アタリも触りも何も無い。

昨日までは３連休で放流が無かったわけはないので、

昨日までの放流魚が全く見当たらない現実が不思議でならない。










サードポンドも生命感が無いので、結局最後はファーストポンドへ。

ここは僅かながら魚のライズが稀に起きている。










エリア全体で大沈黙モードの中、やはりというべきか、

ファーストポンドのインレット付近だけは魚のライズが頻繁に起きていて、

明らかに他より良さそうだ。

そういえば３年前の夏だったか、一度ここでボウズを喰らったことがあって、

そのときもファーストポンドのインレットだけ釣れていた。










しかしながら、既に良い場所には他の人が陣取っているのが世の常で、

私に出来ることは、眼前の巨ゴイを観察するくらいしかない（爆）










とはいえ、気になるのでファーストのインレット付近も少し様子を見てみたが、

まずインレットの水しぶきのせいか、驚くほどに臭い。

一体全体ココの上流にそれほどの人家があるのかと google map を見てみても

少し畜産農家があるくらいで、そこまで臭くなる理由も無いと思うのだが、

どうにも黒川の水質というのはよろしくない。

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絶望のエリアに救世主現る？！

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9:53

・・・このような大沈黙モードの場内に、微かなエンジン音が聞こえてきた。

私はここで釣りをしているときに、このエンジン音に非常に敏感になっている（爆）

そしてそれは大抵放流車以外のエンジン音で毎度がっかりさせられるのだが、この日は違った。










紛れもない放流車が10時前にやってきたのである。

今年の５月の確か休日には、１４時過ぎの激遅放流で私の心を打ち砕いてくれたがw

前回今回と、２回連続AM10時前の放流ということで、

ひょっとしたらブログで放流時刻が遅いと苦言を呈したことが奏功したのか？と勘ぐってしまうw

（そんな影響無いやろ（爆））










たまたまセカンドポンドの放流地点付近に陣取っていたので、

この素晴らしく早い時間に来てくれた放流をしかと見届ける。

写真には上手く写らなかったが３５cmくらいの魚がドバドバと放たれた。

セカンドだけで１００匹くらいは入ったのではないだろうか。

平日とはいえお盆期間の大出血サービスであるw

素晴らしい林養魚場！

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沈黙の放流後に真夏のエリアトラウトの真実を見た！

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・・・

・・・

・・・無（爆）



これが真夏の白昼夢というやつだろうか。

いや、白昼夢というか白昼悪夢である。

たった今、私の目の前で１００匹の魚がセカンドポンドへと解き放たれた。

魚の姿はすぐに見えなくなったが、水温の低い深場へ潜っただけだろうとタカを括っていた。

しかし、想像以上に釣れん（爆）

先ほどの１００匹の魚は一体全体どこへ消えたのか？

ここで私はひとつの真実を知ることに至った。

「釣れないのは放流量が少ないからではない。水温が高過ぎるのだ（たぶん）」










10:08

放流から１０分後・・・つまり、私の横３mの位置で１００匹の魚が放されて１０分後w

ようやくそのうちの１匹が釣れてくれた。

予想通りカケ上がりに付いていたようだ。



ヒットルアーは、BUX3.8g のこの色である。

このルアーは放流時によく釣れるが、管釣りで使ってるのは私くらいだろうwww










しかし釣れたのはその１匹のみ。

周囲を見渡してもほとんど釣れていない。

下手すりゃ坊主の人も居たんじゃないだろうか。

しかしこれは釣り場の営業方針が悪いわけではない。

しっかりと魚を放流してくれたのだ、それでもほとんど釣れない。

それは何故か・・・水温水質が悪過ぎて魚が深場で気絶しているのだろうかw












そして、この大量に放流された魚が水に馴染んで翌朝元気になっているかというと、そうでも無さそうだ。

もはやここの水源の黒川の水では、魚の活性を取り戻すことは出来なくなっているように思える。

年々暑くなるこの国において、真夏のエリアトラウトはイワセンや発光路のように渓流を水源としない限り

無理ゲーとなりつつある。











11:08

放流から１時間以上が経過し、私の心は林養魚場への感謝と真夏のエリアトラウトへの虚無感で満たされ

早めのランチタイムとするしかなかった（爆）










私の周りには、羽が真っ黒でボディが緑のトンボのような昆虫が盛んに飛び回っている。

今調べてみたら羽が黒だからハグロトンボというらしい。

ボディの緑はガン無視した名称であるw

私が名前を付けるなら体緑トンボ（タイリョクトンボ）と命名するだろう（爆）










11:36

・・・もはやこの１匹はどこで釣れたのか忘れてしまったが、放流魚をもう１匹釣ることが出来た。

ヒットルアーは同じく BUX3.8g












12:55

なんだかんだでやっぱりファーストポンドが一番マシな気がして、

眼前の水面に集中して ハイバースト1.6g を放ると、まさかの元気な魚がヒットした。

しかし同じ手法で２度と釣れないのが辛いところだ。












いや〜、しかしポツポツと釣れたがあの放流量と見合う釣果は全く現れない。

ファーストポンドのインレットも魚こそ群れているが、

彼らはただ単に少しでも新鮮な水を求めているだけのように見えて

そんなにボコスカ釣れ続くものでもないようだ。

何しろあの匂いを１日嗅いでいるのは身体にも良くないだろう。










13:53

・・・ということで最後の魚を釣り上げてから１時間が経過

１日曇りがちだった天気だが、この時間にはピーカンになっていて、

さすがにおじさんの気力体力が限界に達した。

本日の釣果は４匹・・・だが、うち１匹は違う（爆）










毎度苦しい思いをするのに足を運んでしまう那須白河FS

しかし今日は「放流はたくさんしてくれているんだ！」という真実を知れたので

釣れなくとも清々しい気持ちだ。

私は常々釣りとは経験値を積むほどに習熟していくものであると考えている。

その点では本日の経験は眼からウロコで、

今後の我が管釣りライフに、大きな影響を与えてくれるであろう。







（おしまい）




＜那須白河FS戦績＞
2021年5月　20匹
2021年5月　13匹
2021年8月　0匹
2021年9月　21匹

2022年5月　23匹
2022年7月　9匹
2022年7月　3匹
2022年10月　28匹

2023年3月　34匹
2023年4月　28匹
2023年7月　45匹
2023年10月　10匹
2023年12月　43匹

2024年1月　49匹
2024年3月　42匹
2024年4月　11匹
2024年5月　17匹
2024年5月　4匹
2024年7月　7匹
2024年8月　4匹（今回）