2018年4月30日（月・祝）〜1泊　　音久和（おんぐわ）キャンプ場




釣れない釣りは、ただのデイキャンだ〜っ！（爆）



↓前回の日帰り釣行で、ボウズに終わり「徒労感」がハンパ無かった放浪親子キャンパー（親）






そこで、その反省を生かし？

GW谷間の平日を絡めて、釣れなかった時の「保険的に」ソロキャンプをして来ました・・・というお話。。。

（要は、ただの釣りキャンです。（爆））

GW前半戦の最終日だった、この日。

早く着いてもサイトが空いていないだろうと、到着時刻はゆっくりお昼過ぎ。



管理棟でソロキャンプ代金2,000円（サービス料金とおばちゃんは言っていた）と、

翌日分の釣り券1,000円を支払い、噂の急坂を下りること数十メートル。

（まあ、オワタに比べたら1/10くらいですよ。（笑））



管理人の名物？おじさんに、案内されて、ガラガラの場内からお勧めされた

トイレ至近の端っこサイトを選択しました。



サイトからの景色はご覧のとおり・・・いや〜、ロケーション抜群ですな〜。











というわけで、そこから小１時間・・・えっちら、おっちら設営完了です。

テントはひっさしぶりのグランドハット２

廃盤特価で購入した、２人用テントです。














今回は釣り＆キャンプを同時に楽しめる場所ということで、

行き先を随分悩みました。

・・・結果、釣り優先でお初の音久和をチョイスしたのですが、

このロケーションの良さは、想像の遥か斜め上を行きましたな〜・・・うれしい誤算










マイサイトから徒歩30秒のところには、釣りにうってつけのトロ場かつ深場あり。

足場も整備されていて、ファミリーでも釣りを楽しめます。

実際、私の目の前で２匹ほどニジマスを釣られていましたね〜。（釣り堀ではありません。）










さて、釣り本番は明日の早朝ですので、

ひとまず場内の偵察へと向かいます。











まずは、マイサイトの近くにあり、場内唯一のトイレ。（写真は翌日に撮影）










手洗い場は、洗面台としても使えそうな感じで、私も歯みがきに使いました。










個室は、男子が１で、女子が２

「男子のおしっこは裏の小便器で・・・」

と、包み隠さず書いてあります。（爆）










で、ドアをよく見ると「土足厳禁」の表示が！










中は和式でしたが、正真正銘の「ベンサン」に履き替えるようです。（笑）










裏手に回ると、「男子のおしっこ」用の小便器がふたつ・・・ここは、外になります。











場内奥へ進むと、彼方上方に見えているのは、道志渓谷キャンプ場の管理棟でしょうか。

手前左手にあるのが炊事場になります。











炊事場は、シンプルながら、キレイに清掃されていました。











場内は想像していたよりも広く、

適度な段差と植栽の効果で、川沿いサイトでなくとも

なかなか雰囲気が良さそうです。











対岸には、道志渓谷キャンプ場を臨みます。

そのまま、右へ視線を移すと・・・











音久和キャンプ場の場内。











季節は違いますが、数年前に道志渓谷キャンプ場の上から撮った写真があり、

位置関係がわかりやすいと思うので載せておきます。











こちらが音久和のメインサイトです。

私が張ったのは、この写真で右奥の最深部になります。











看板の「津久井」という文字が、道志村のキャンプ場に慣れた身としては

新鮮に感じます。










そして、お約束のコレもありますね。。。











・・・徐々に日が暮れ、ランタンを灯します。























今日はソロキャンですが、炭火を熾しました。

また、チャコスタ無しでの練習です。















炭のコンディションにもよると思いますが、

この炭（新戸で購入）だとうまくいくようです。











少し風が強く、肌寒いのが想定外でしたが、

キャンプ時限定で飲むビールをマグカップに注ぎ、、、










ダイエー津久井店で購入した「味付けカルビ」を、炭火で焼きます。

そう、、、炭火でじんわり・・・









・・・って、火力が弱過ぎるわ〜っ（爆）


今回は、ソロだからと炭の量を少なくして失敗しました。



もぐもぐ・・・なんかラム肉みたいな味がする

・・・って、焼けてなかったか？









GWの谷間とはいえ、明日は平日。

この日の宿泊客は、全部で５組ほどでした。

川のせせらぎと、時々通るバイクの音以外、何も聞こえない静かなキャンプナイトとなりました。

明日の釣りに備えて、早々に就寝。。。










翌朝・・・4時半

4時50分の日の出時刻に備えて、早々に準備を始めます。



ちなみに、いつものことですが昨夜はほとんど眠れず。

キャンプや釣りの前日に興奮して眠れない病気を、Namihei氏シンドロームと呼びます。（爆）

（あ、あの方は、異常に早く目が覚めるタイプだったか。。。）











まだ薄暗い中、愛用のタックルを準備し、、、










眼下の流れを覗き込みます。










まず手始めに探ったのは、徒歩30秒のキャンプ場内のトロ場。

昨日ファミリーがイクラでニジマスを釣り上げたのを確認済みです。

そのファミリーは、恐らく今朝も釣りをされるでしょうが、その前に容赦なく釣り上げる作戦です。（←最低なおっさん）



・・・が、流石にまだ早過ぎたのか？

ピクリとも言わず。（スプーンを使用）

ここでタイムロスをすると、誰かに先を越される可能性が高いので、

早々に諦め、本命の道志渓谷キャンプ場前へ向かいます。









道志渓谷キャンプ場前の直角に急流が曲がる深場など、

１級と思われるポイントを攻めるも全くの無反応。



ふと、投げていたルアー（バスカラー）が、水の中で見えにくく感じ、

かといって、鮎カラーのリュウキは前回無くしまくって玉切れ中・・・ということで

ヤマメには少し大きい気がするが、70mmのメガバス・ミノーにチェンジ。

これが20年前から持っていたわりに、たぶん初めて使ったのだが、

スゴイ魚っぽい泳ぎ（笑）








これは絶対釣れるぞ〜 とキャストしまくっていたら、

川の中央付近で、大型の魚影がヒット！





・・・と、思いきや フッキングには至らず











ヤイヤ、ヤイヤ〜ッ！（爆）



大好きなテレビ番組「マグロに賭けた男たち」の山本さん（なかなか釣れない大間の漁師）ばりに、

ヤイヤイ連呼して悔しがります。（爆）



逃がした魚は、小さく見ても25cmはありました。

あの獰猛な動きは間違いなくヤマメでしょう。

しかもGW3連休、幾多の釣り人の手をすり抜けて来た狡猾な大物。

それが、メガバスのミノーに反応したのに、釣ることが出来ませんでした。。。

（その後、同じ場所に投げても反応無し。）









釣れないまま、少しづつ釣り上がり、両国橋の真下まで来ました。

そのまま、両国橋キャンプ場横の深場を釣り上がります。



既に釣り開始から１時間ほど経過し、時刻は６時過ぎ。



また今日もダメか と思ったそのときでした。













ブルブルッ！！












キターッ！！










え？ スレ（口以外に針がかかること）じゃないかって？

まあ、細かいことは気にしない。（笑）

恐らく縄張り意識で体当たりしたのでしょう。



・・・にしても、やっぱり釣れるとうれしいね〜


（↑ブレブレなので小さめ写真で　22cmのヤマメです。）









ヒットルアーは、メガバスのX-70 SP

カラーは何かわかりませんが、泳いでる時の魚感がスゴい。



20年 の時を経て、トリックダートアクション が炸裂！（爆）











その後も両国橋キャンプ場の横で粘るも、やはり３連休で根こそぎ釣られたのか？

魚影は無く、諦めて引き返しました。

７時を過ぎると、ご覧の通り太陽サンサンで釣れそうも無い気分になり、ストップフィッシング。











サイトに戻り、朝食にします。。。



対岸の山の新緑が、曇天の昨日とは比べ物にならないほど、色鮮やかに見えました。










コーヒーを淹れ、ダイエー津久井店で購入した焼き立て？パン×２を軽く温めます。

（プチ情報：ダイエー津久井店の焼き立て？パンコーナーがリニューアルしました。（笑））



しかし、今回のソロキャンプは保険的な意味合いでしたが、

音久和キャンプ場・・・釣りは抜きでも、抜群に気持ちのいいロケーションです。











強いて難点を挙げると、サイトの砂が厄介ですな。

え？何コレ？ビーチの砂？という感じです。

靴の中やら、テントの中やら・・・かなり砂っぽくなりますね。。。











R413神奈川県最終地点・・・

この急坂を下った先に、、、キャンパーだけが知っている気持ちよいサイトと釣り場があります。











ここの釣り場は、天然の川の一部ですが、何故かニジマスが沢山います。

おじさんが放流しているのかな？

私が釣りから帰って見てみると、例のファミリーがニジマスを１匹釣り上げたようで、

網でキープされていました。

その後、私もスプーンでヒット！したのですが、ジャンプしてすぐに外れてしまった。。。











ここから下流側には、何も人工物が見当たりません。

どんな桃源郷が待ち受けているのでしょうかね・・・？

（クマも待ち受けてそうですが（汗））











さて、チェックアウト定刻は11:00

常連さんらしきお客さんも11:00前にはチェックアウトされていましたから

それほどルーズではないのかな？

私も定刻前に、この気持ちよいロケーションを後にしました。











帰りに、青根の「いやしの湯」へ寄るも、まさかの定休日（火曜日）

仕方なく、紅椿の湯まで戻り、昨日入れなかったお風呂と昼食を済ませました。

（音久和はシャワーもありません）

また、少し元気が出たので、帰りにいつもの釣り場へ。。。










透き通るような清流・・・水はここの方がきれいだね〜。（下村Cの少し上流です。）

ウェーダーも履かず１時間ほどキャストしてみるも、当然釣れず。。。

（車もいっぱい停まってました。）



あ、でもここでヤマメの稚魚が群れで泳いでいました・・・それが、メガバスのミノーにそっくり（笑）

大きくなったら、ワシにだけ釣れますように〜（爆）





（おしまい）





最後に恐縮ながら採点です。

料金　　：★★★★☆　　車ソロキャン2,000円（サービス料金）は、goodです。
　　　　　　　　　　　　設備は最低限ですが、ロケーションを考えると安い！
写真映え：★★★★☆　　今回の場所は文句なしに５つ星（ただしソロテントしか張れません）
　　　　　　　　　　　　他の場所も、想像以上にいい感じです。
遊具　　：★★☆☆☆　　何もありませんが、子供連れで釣りを出来る
　　　　　　　　　　　　釣り堀のような場所あり。（笑）
炊事場　：★★★☆☆　　シンプルな炊事場ですが、キレイでした。
トイレ　：★★★☆☆　　こちらも最低限ながら、キレイに清掃されています。
　　　　　　　　　　　　場内の端に一箇所だけなのがネック。
薪　　　：ーーーーー　　買っていないので無評価。（風が強かった）
ゴミ　　：★☆☆☆☆　　原則持ち帰りですが、200円くらい？払えば置いていけるようです。
　　　　　　　　　　　　詳細はキャンプ場でご確認下さい。
安心感　：★★★★☆　　川で囲まれた立地なので、クマの気配は感じません（笑）
風呂　　：ーーーーー　　シャワーも無いのが残念ポイント。
総合　　：★★★★☆　　砂サイトがひっかかるが、とにかくロケーションと雰囲気が良い！
　　　　　　　　　　　　サイトの雰囲気は、対岸の道志渓谷より数段上でしょう。
　　　　　　　　　　　　R413神奈川県側もいいキャンプ場が色々ありますね〜。






↑これは釣れるよ〜（バス用だけど）