2023年10月21日（土）　那須白河フォレストスプリングス（福島県西白河郡西郷村）


異常に暑かった９月も終わり、ようやく秋らしい気候になってきた。

こうなると、いよいよ管釣り熱にも力が入るわけであるが、

残念なことに好天続きの平日になかなか仕事を休むタイミングが見つけられない（←仕事しろやw）

実はこれまで那須白河FSに限っては、全て平日釣行だった（たぶん）のだが、

今回は（たぶん）初めて休日に行ってみた釣行記となる。

6:08

昨夜は、23時過ぎに自宅を出発し、深夜入りの前泊（車中泊）とした（爆）

というのも、ここの駐車場は広々していて結構ゆっくり寝れるし、

自宅で興奮して寝付けないまま3時に起きるよりも、健康的？だからであるw

やはり休日前なので駐車場には５〜６台は停まっていただろうか。

とはいえ、ネットを置いた順番は10番どころか20番に迫ろうかという勢いで、

ここは前日からネットを置く人が多いので致し方ない。











7:02

平日だと7:00ちょうどにならないと発券開始しないイメージがあったが、

この日は休日のためか、少しフライング気味でのオープンとなった。

発券を済ませ、ファーストポンドへと直行する。











ややインレットに近いあたりの中央付近にしたが、

結果から言うとこの辺りは魚影が薄くあまり良い選択肢ではなかった。

というか池全体的に以前よりも魚影は少ない。










7:36

スプーンからセニョールまで、一通り投げてみるがアタリは皆無で、

朝一なのに周りも誰も釣れていない。

投げるものも無くなったので、困ったときのザンムと思い（←その場で思いついただけ）

これをやや遠投して巻いてくると、いきなりヒット！



ムカイ(Mukai) ルアー ZANMU-IDO 定番15 FULLオリオリグロー






プツッ！

で、いきなりのラインブレイクで２秒で終わってしまった。。。

ブレイク箇所は、フロロリーダーとPEの結び目で、しっかり自宅で結び直していた箇所だけに

どうにも納得がいかない。

とはいえ、やはり５釣行に１回くらいは、ここが切れている気もするので、

結束品質にバラ付きがあるのだろうか。

ちなみに、ノットはPE0,3号＋フロロ1号をトリプルサージェンスで結んでいる。










8:09

ブルブルッ！

貴重な１匹を逃して３０分後。

今度は何となく魚たちが活気付いてきた雰囲気を察知し、セニョールを投入したところ

ようやくファーストフィッシュをゲットである。

35cmほどの中型マスで一瞬キープも頭をよぎったが、

このサイズは赤身でない可能性が高いためリリースした。










8:12

続けてブラウンもヒットし、このまま釣れ続くのかと思いきや、

ここからまた長い沈黙が続いてしまう。










8:51

天気は快晴、気温も適温で、素晴らしい釣り日和である。

そして舞台は東日本を代表するスケールと美しさで群を抜いたこのフィールド。

これで釣れれば申し分ないが、なかなかそうは甘くない。










10:05

あまりいつもは写真に撮っていなかったが、大抵このくらいの時間におやつを食べている。

10時に食べるのはおやつじゃないような気もするが、逆に管釣りでは15時にお腹が空くことはまずなく

その本当のおやつ時間には何も食べていない。

で、いつもは7-11のチョコオールドファッションを食べることが多いのだが、

今日は店頭で見つけられなかったので新顔のワッフルを買ってみた！・・・が、

これが驚くほどにまずかった（爆）










11:32

場内の混み方は休日なので、当然平日よりも人が多いのだが、

全く場所の移動も出来ないか？というとわずかにその可能性は残されており、

特に昼前の時間に少し入れ替わりが見られたので、場所を移動してみた・・・

で、その途端これであるw










11:39

朝から入っていた場所ではセニョールにアタリすら無かったのだが、

場所を変わった途端にこれだから魚の気持ちはわからないものだ。

１週間前に釣り大会が開催されていたので、そのときに大盤振る舞いで放流されているはずだが？

やはり釣り客も多くてスレた魚が多かったのだろうか。










11:44

とりあえず、那須白河FSらしい太ったマスが連続で２匹釣れたので安堵のランチタイムとする。

とはいえ、やはり40cmには全く及ばないので、まだこの時点でキープはしていない。










それにしても素晴らしい天気と素晴らしい環境で釣りが出来るのは最高である。

今週末の行き先は、発光路と那須白河で少し迷ったのだが、３週間ぶりの釣りとなったので、

（高速代を）奮発して、那須白河まで来てみたのだった。

発光路の方が釣れた時の大型魚のクオリティは上であるが、

あの午前中の３号池でワンヒットあるかないかの釣りもなかなか辛いものがあり、

今日の気分は、魚のクオリティよりもこの環境下で釣りが出来ることを優先したのだ。











11:49

お昼頃になると、ファーストポンドも空きがポツポツある状態になっていた。

ココは午前券という制度は無いので、午前中だけで帰るのも考えにくいのだが、

どっちにしても私にとっては好都合であるw

やはり投げれる場所が多いと釣れる確率も高くなる。







11:53

セニョールで釣れ続けるので、他のルアーは糸よれ解消の気持ち程度にしか使えず、

セニョール頼みの１本足打法が続くw







12:04

釣れる魚は、元気で綺麗な個体が多いのだが、やはりサイズは35cm止まり。

ちょうど1年前の同時期には40cmオーバーがうようよ釣れたのだが、

今年の魚は世相を反映して小ぶりであるw







12:08

とはいえ、やはり釣れないより釣れた方が圧倒的に楽しいので、

もうキープはなくても、ひとまず今日来た目的は半分達成出来た精神状態になったのだ。










12:12

と、セニョールでの連チャンで満足していると、放流車がやおら登場である。

休日なので放流があるとは思っていたが、全然来ないので半分諦めていた。



よ〜く見ると、スロープの先端に魚が３匹仰向けに並んで出てきているw

しかし、ここの放流は、過去に見た時は超短い板からのジャンプ方式であったが、

いつの間にか、長いスロープに変わっていた。










13:09

放流効果に淡い期待を抱いたのだが、如何せん放流場所が遠すぎて、

こっち側に効果が出る前に終わってしまった（爆）

もう少し池の中央で放流してくれないと不公平だと思うのだが、どうだろうか？

（今の放流はインレット付近）

というわけで、これは放流と関係なさそうな魚をセニョールでw



午後は小まめに場所を移動していたのだが、結局この日のヒットはセニョールだけということで

迷いもなくひたすらにセニョールを投げ続けていた。

そして、頭の片隅にはやはり先週末の釣り大会の残存魚のことがあったわけだが、

ここまでその姿らしきものは見かけても、全くルアーに無関心どころか、

投げると逃げていく姿を見て、すっかり諦めていた。

・・・が、やはり大物キラーのセニョール１本足打法が奏功し、

遂にその時がやってきたのだ





この日は、やや沈めたところ

（といってもセニョールは大して沈まないので、せいぜい数十センチレベルだと思うが）

が好調で、猿のようにその辺りのリトリーブを繰り返していたのだが、

セニョールでのヒット直後、猛烈なスピードで走る巨大魚がっ！



そのヒットから、いきなり走り出すというのは、この日は初めてで、

この感覚は、、、

そう、発光路3号池のペレットタイムでブルックかジャガーを掛けたときに非常によく似ていたw

しかし、それは興奮状態の魚がスレで掛かったケースであり、

今回も異常な引きは、スレでしかもあまり美味しくなさそうなブラウンあたりが頭をよぎる。



魚はかなり暴れて、いつフックが外れてもおかしく無い状態であったが、

セニョールは極めてバレにくいルアーであるため、何度ものエラ洗いを凌いでくれた。

そして、遂に見えた巨大魚は、私の予想を嬉しい方に裏切る

口掛かり＆ニジマスではないか！



最後は、魚の顔だけを吊り上げ状態にして水面から出したら大人しくなったので、

その隙にネットですくうことに成功した。

もちろん全長４１cmのネットの間口からは大きく魚体がはみ出していたw











13:32

バイーン（爆）

写真でサイズ感はわからないが、久しぶりの大物ゲットで思わず手が震えてしまった。

激しく長いファイトが続いたので、おじさんの息も絶え絶えである。

恐らく釣り大会から１週間、今日まで釣られずに居た残存魚であろう。

このサイズのニジマスでは異例のファイト＆持久力で、

ニジマス系としては過去最高のファイトであった。

あまりに引くのでスレだと勘違いしたくらいだ。










13:49

その後も２匹目のどじょうを狙ってみるが、そう世の中甘くは無く、

更には天気がめちゃくちゃ怪しく強風にもなってきたので、

ひとまず魚を捌いておくことにした。











捌き場にメジャーを持参するのを忘れてしまい、

スカリのフタについているメジャーでおおよそのサイズを測ったが

（45cmまでしか目盛りが無いので大体）

サイズは55cmほど。

何と 先週の釣り大会の結果 を見ると３位が56cmだったので（今年は全体的に小さかった）

堂々４位に入賞できた魚ではないか！w

と、喜んだまでは良かったが、この後に大惨事が・・・



愛用の折り畳みナイフでいつものように頭を落としていると、

捌き場が混んでいて少し待ったストレスもあったのか、

手元が狂ってしまい、左手の人差し指に思いっきりナイフの先端をぶっ刺してしまった。



10mmは行ってないと思うが5mmくらいは刺さったので、

血がドバドバと流れ続ける。

魚の血抜きをするはずが、自分の血抜きもされそうな勢いであるw



車載していたウェットティッシュを傷口に押し当て、第一関節に別のティッシュを巻き付けると

ようやく止血することが出来たが、このままだと人差し指先端が紫色になりそうである。

しかし、白血球がよく働いてくれたのか、縛って5分もしないうちに出血は止まったので、

たまたま持っていたバンドエイドを貼って、何とかその場を凌ぐことが出来た。

ありがとう、俺の白血球・・・と思ったら、血管を修復するのは血小板というものだったみたいw

ありがとう血小板！








14:45

ということで、最後にエラい目に逢ってしまったが、釣果の方は大満足。

出血事件が一段落した後に、荷物を取りに釣り場に戻ると、爆風状態でとても釣りの継続は不可能状態。

（それでもみんな頑張ってたけどw）

まあ、どっちにしても指の先もうずくので釣りどころじゃありまへん。

家も遠いので15時には帰路に就いたのでした。。。



ちなみに本日早速持ち帰った魚を食べましたが、

う〜ん、過去一位二位を争うくらいに美味しかった。

脂も凄いけど、肉質が筋肉質で頂鱒に似た食感でしたね〜。

赤身もバッチリでした。（写真無くてゴメンw）





（おしまい）





＜那須白河FS戦績＞
2021年5月　20匹
2021年5月　13匹
2021年8月　0匹
2021年9月　21匹
2022年5月　23匹
2022年7月　9匹
2022年7月　3匹
2022年10月　28匹
2023年3月　34匹
2023年4月　28匹
2023年7月　45匹
2023年10月　10匹（今回）






ZacT craft(ザクトクラフト) ルアー セニョールトルネード 100mm 1.7g
↑糸よれ必至の禁断の果実w