発光路の森フィッシングエリア 〜 久しぶりの役満釣行 2023年11月
Nov 5 , 2023
2023年11月 発光路の森フィッシングエリア(栃木県鹿沼市)
管釣り受難の年として記憶に残る2023年も早いもので残り2ヶ月となってしまったが、
あの、5月GWからのスーパー早朝営業を休止にし、
40cm以上2匹までのリミットを1匹までに変更していた、ここ発光路に、
遂に復活の兆しが見えたとか、見えなかったとか(爆)
つまりは久々にヤシオリミットを達成出来た釣行となった。
管釣り受難の年として記憶に残る2023年も早いもので残り2ヶ月となってしまったが、
あの、5月GWからのスーパー早朝営業を休止にし、
40cm以上2匹までのリミットを1匹までに変更していた、ここ発光路に、
遂に復活の兆しが見えたとか、見えなかったとか(爆)
つまりは久々にヤシオリミットを達成出来た釣行となった。
6:42
この日は快晴の三連休でさぞかし釣り場も混むだろうと思う反面、
ここ1年くらいは土日でも結構空いているのを知っていたので、
そこそこ油断していたのだが、行ってびっくり、
7時オープン時の行列は50人に迫ろうかという勢いで、
(いや、40人かもしれないがw)
とにかく最近では記憶に無いくらいの行列だったということを書き記しておこう。
7:07
というわけで、ほどほどの順序で発券を受け、3号池へ直行する。
今日はもう場所の移動は厳しそうなので、ここでお尻に根が生える予定であるw
そして今回は新しい試みとして、ラインをいつものPE0.3号からフロロ3lb(0.8号)に変えてみた。
変えた理由は、以下の2点で、
■色付き(オレンジ)のPEを魚が明らかに避ける
■リーダーの結束部が稀に抜ける(これは自分が悪いのだけど)
まあナイロンでもよかったのだが、
発光路3号池の大物相手で、リーダーまでフロロ3lb通しはかなり安心感があるだろう
という理由でフロロを巻いて臨んだのだ。
ちなみにフロロは下記銘柄を使用した。
そこそこ高いが、きれいな平行巻でテンションは上がるw
シーガー(Seaguar) シーガー R18 フロロリミテッド
しかしである、よくよく考えたら渓流ルアーからの GT-Rピンク を継続使用して始めた管理釣り場。
その後、割と早い段階でPEに変えた後は、ずっとPEを使用してきた。
それがいきなりフロロに変えたものだから、その戸惑いはなかなかのものであった(爆)
開始早々よくわからないところでラインが絡まり(バックラ状態?)
こりゃいかんと「PEにシュッ」を吹いてみたりと試行錯誤の釣りは続く。
気にしていた飛距離の低下は、確かにあるが、ここ3号池ではそれほど致命的には感じなかった。
両者で最も異なるのは当然ながらラインの硬さで「ふにゃふにゃ」と「スーパーハード」
ということで、まずリールのスプールから出ていく様子が全く異なる。
フロロは螺旋形状のまま出ていくのだが、PEでは螺旋形状には見えない。
次に異なるのがラインの重さ(比重)で、この点ではフロロが水に沈むため
例えばセニョールを沈めて使いたいときには大きなメリットになると感じた。
・・・が、その反面、硬いフロロは糸よれが発生するセニョールとの相性が最悪で、
同じ巻き方だと3回くらいでかなり明確に危険な糸よれ状況となってしまう。
PEだと10回くらいは全然平気なのに、フロロでセニョールを使うのはかなりやばいw
7:29
ブルブルッ!
と、新しいラインに苦戦しつつも、開始30分弱で、ラッキーヤシオ が降臨である。
ラッキーヤシオとは朝一に釣れる恐らく昨日の放流残存魚で、今私が命名した(爆)
釣った瞬間は45cmくらいかと思ったが、あとで捌き場のメジャーで計ったところ、
52cmくらいあった。
ヒットルアーは当然のように セニョール で、
なんだかんだ言いながら糸よれ必至の大勝負に勝ったわけである(←大袈裟かw)
ちなみに、この魚は結構走った。1分以上ファイトしたと思う。
8:53
開始早々に幸先よく1匹釣れたので、2匹目もすぐ釣れるかと思ったが、
まあ、そんなに甘いわけはなく、おなじみの沈黙タイムに突入したので、
こちらも放水タイムに突入する(爆)
しかし、この日はポカポカでまだまだ初秋の雰囲気であったが、
場内の木々はすっかり色付いており、まさに紅葉真っ盛りであった。
思えば11月3連休といえば、道志の山伏キャンプ場の紅葉がちょうど見頃で、
何度か足を運んだものであるが、人の気持ちは変わりやすいものでw
今となっては発光路の紅葉で十分満足である。
いや〜、それにしてもほんとにキレイ。
9:05
ブルブルッ!
と、紅葉と小用を堪能?した後に釣り場に戻ると、
驚いたことに頂鱒のオスっぽい顔をした魚がヒットである。
今回の釣行で感じたのは池の透明度と魚の好活性で、コンディションはかなり良かったと思う。
しかし、惜しいことに、この魚はサイズが中途半端だった。
40cmあるかないか・・・メジャーで測れば39cmだったかもしれないが(爆)
この後に放流も控えていることから、ここは一発大博打でリリースすることにした。
で、せっかく格好いい顔の魚が釣れたので、せめて写真だけ撮っておこうと
顔にカメラを近付けたら、反撃に遭って撮れなかった(爆)
9:38
10時過ぎには放流車が来るはずで、そこからお昼まではノンストップ釣行となるので
ここらでおやつ?を食べておく。
今日はいつものチョコオールドファッションが無く、キャラメルコーティングのそれだったが、
チョコの方が個人的には好みだった。
10:31
いよいよ待望の放流車が登場である。
ちょっと勢い余ってズームで寄り過ぎたのでボカシを入れてみたが、
何か密放流みたいな絵になってしまって申し訳ない。
しかし今日は客も大入りで、朝のうちに発光路のお兄さんと養魚場との間で
「今日の放流はめいっぱい多めでお願いします!」
とのやりとりがあったのかはわからないが(爆)
予想通り大型魚が沢山入ったように・・・見えた。
・・・しかし、放流後すぐに釣れる時と釣れない時があるのが、ここの特徴であり、
2〜3匹は上がったような気もするが、大ラッシュとはならなかった。
こうして残った魚は、明日の朝に釣られるのであろうか?
そうして、あれ?あれ?と言っている間にペレットタイムに突入した。
11:26
グイグイグイ〜ン
ペレット撒きに合わせて投げ入れた鱒玄人ウィーパーの焦げ茶色に、
強烈な大物がヒットした!
しかし、何かおかしい・・・いわゆる「引き過ぎ」状態であるw
こういうときは、大抵「スレ」である。
そして、何故だか知らんが、こういうときはヤシオマスではなく
十中八九、ブラウンかジャガーなのだ。
周りに大迷惑をかけながら、恐らくスレである魚を必死に寄せる。
寄せる・・・
寄せる・・・
鬼のような引きを見せた魚は、何だか随分黒っぽいw
そしてバッチリ背びれにフックが掛かっていた。
バイ〜ン
こうして上がってきたのは、やけに顔が黒い50cmオーバーのブラウンであった。
かなり顔が怖い(爆)
こんな魚が目の前の池底に潜んでいたとは想像も出来ないほどに、
ペレットタイム以外はおとなしく目立たないようにしているのである。
発光路ルールでブラウンはリリースなので、もちろんリリースする。
ルールでなくても顔が怖すぎるのでリリースしたと思うw
12:09
そして、結局放流でヤシオを追加する思惑が空振りに終わり、
リリースしたミニ頂鱒のことを若干後悔しながらランチタイムに突入する。
しかし!
しかしである。
いつもならこのタイミングで1号池か2号池に移動するのが常であったが、
今日の私は一味違うw
数日前に「さとーさん」が「発光路3号池、午後の方が釣れるんじゃね?」
とコメントで教えてくれていたので、そのアドバイスに従ってみようという作戦である。
発光路釣行は、2020年から足掛け3年で今回が記念すべき20回目になるが、
これまで午後の3号池でヤシオマスが釣れたことは一度もなく、
午後は他の池を周るのがお決まりのパターンとなっていた。
しかし、今日は3号池に骨をうずめる覚悟で粘ってみることにしたのだ。
確かこの頃には、既にフロロ3lbに見切りを付け、
いつものPE0.3号を巻いた予備スプールに付け替えていた。
とにかく糸が沈むのは、特に今日みたいにセニョールを沈めたいときには最高だったが、
如何せん、硬いラインとセニョールの相性が悪過ぎる。
何しろ私の釣りは、特に3号池ではセニョール無しでは成り立たないので、
これは致命傷となった。
そして、盲目にセニョールを投げ続けること2時間あまり・・・
ようやくその瞬間が訪れた!
14:13
グイグイグイ〜ン!
何と「さとーさん」の予言通り、午後のしかも時間まで指定頂いていたと思うが、
その時間帯ぴったりに釣れたのはこれまた52cmほどのヤシオで、
1匹目よりも体高が高く、ゴンブトに近い良型個体であった。
ありがと〜、さとーさん!
早速捌き場へ直行し、2匹を並べてみたところ、ほとんど同じ大きさであったw
2匹目の方がかなり大きく感じたのは、諦めかけた状態での心のバイアスが掛かっていたのだろうか。
15:03
さあ、これでようやく3号池での「修行」の釣りから解放されw
1号池と2号池で「プレジャー」の釣りを楽しむことが出来る・・・
と、思ったが1号池が思いの外渋く(最近いつもそんな気がするが)
結果的には2号池で5匹くらいを追加することが出来た。
しかし、如何せん今日はセニョールしか釣れない。
そういえば2匹目のミニ頂鱒は、セニョールがたまたま顔の前を横切った瞬間に
見事に反転バイトしてきたのだった。
あの瞬間は初めて見たかも。
通常は、後ろから口をパクパクさせながら追いかけてくることが多い。
(あの口パクパクはかなり間抜けで面白いw)
ちなみにラインはPEのこれを愛用している。
元々「タカさん」が使用されていたのを真似して使いだしたのだが、
今回の釣行で、実はセニョール向きのラインであることを、図らずとも認識してしまったw
号数は0.3号を使用しているが、恐らく0.2号でも強度的には問題ないと思う。
ただ、0.3号でも十分細いので、特に不満は無い。
DUEL(デュエル) PEライン アーマード F アジ・メバル 100m/150m 0.2/0.3/0.4号 ミルキーピンク/オレンジ アジ・メバル
16:03
最後は2号池で楽しんだが、いよいよアタリも止まってきたので、
定刻より1時間早く引き上げることにした。
いや〜、しかし久しぶりのヤシオ2匹ゲットの満足感は極大で、
いつぶりかと思ったら今年の2月以来であった。
しかし、今回目に付いたのは、3号池で若者が大型魚を一人で何匹も掛けていたことである。
管釣り王国栃木には常人では考えられないような管釣りテクを持ち合わせている釣り人が多数おり、
そのうちの一人であることは間違いない。
まあ、こういったケースのほとんどはサイトフィッシングでの誘いの釣りであり、
狙った魚の鼻先にルアーを通す、極めて高いキャストコントロールが必要となってくる。
それにしても栃木というのは面白い地域性で、まさに管釣りガラパゴス的な進化を遂げている。
他の県で、これほど何かガラパゴス的な進化を遂げている県はあるのだろうか?
しかもこの異常な上手さは、いっしょに釣りに行かないと気付かないわけである。
例えばたまたま他県から栃木の企業に就職し、
「あ、昔バス釣りやってたの?それならいっしょに管釣り行こうよ」
なんて誘われたが運の尽き(爆)
栃木県民の圧倒的管釣りスキルに驚愕し失望するのは必至であろうw
・・・ということで、今回は栃木県民の「さとーさん」のおかげで
2匹目のヤシオをゲットできた釣行記でしたw
「さとーさん」ありがとうございました!
(おしまい)
【発光路戦績】(ヤシオ or 姫神 or 頂鱒の釣れた数)
第1戦 2020年12月 ヤシオ?1
第2戦 2021年 4月 ヤシオ0
第3戦 2021年 4月 ヤシオ0
第4戦 2021年 4月 ヤシオ1
第5戦 2021年 8月 ヤシオ0
第6戦 2021年11月 ヤシオ2
第7戦 2022年 3月 ヤシオ2
第8戦 2022年 3月 ヤシオ1
第9戦 2022年 4月 ヤシオ2
第10戦 2022年5月 ヤシオ1
第11戦 2022年7月 ヤシオ1
第12戦 2022年9月 ヤシオ0
第13戦 2022年9月 ヤシオ2
第14戦 2023年1月 ヤシオ0
第15戦 2023年2月 ヤシオ2
第16戦 2023年4月 ヤシオ0
第17戦 2023年6月 ヤシオ0
第18戦 2023年9月 ヤシオ0
第19戦 2023年9月 ヤシオ1
第20戦 2023年11月 ヤシオ2(今回)
この日は快晴の三連休でさぞかし釣り場も混むだろうと思う反面、
ここ1年くらいは土日でも結構空いているのを知っていたので、
そこそこ油断していたのだが、行ってびっくり、
7時オープン時の行列は50人に迫ろうかという勢いで、
(いや、40人かもしれないがw)
とにかく最近では記憶に無いくらいの行列だったということを書き記しておこう。
7:07
というわけで、ほどほどの順序で発券を受け、3号池へ直行する。
今日はもう場所の移動は厳しそうなので、ここでお尻に根が生える予定であるw
そして今回は新しい試みとして、ラインをいつものPE0.3号からフロロ3lb(0.8号)に変えてみた。
変えた理由は、以下の2点で、
■色付き(オレンジ)のPEを魚が明らかに避ける
■リーダーの結束部が稀に抜ける(これは自分が悪いのだけど)
まあナイロンでもよかったのだが、
発光路3号池の大物相手で、リーダーまでフロロ3lb通しはかなり安心感があるだろう
という理由でフロロを巻いて臨んだのだ。
ちなみにフロロは下記銘柄を使用した。
そこそこ高いが、きれいな平行巻でテンションは上がるw
シーガー(Seaguar) シーガー R18 フロロリミテッド
しかしである、よくよく考えたら渓流ルアーからの GT-Rピンク を継続使用して始めた管理釣り場。
その後、割と早い段階でPEに変えた後は、ずっとPEを使用してきた。
それがいきなりフロロに変えたものだから、その戸惑いはなかなかのものであった(爆)
開始早々よくわからないところでラインが絡まり(バックラ状態?)
こりゃいかんと「PEにシュッ」を吹いてみたりと試行錯誤の釣りは続く。
気にしていた飛距離の低下は、確かにあるが、ここ3号池ではそれほど致命的には感じなかった。
両者で最も異なるのは当然ながらラインの硬さで「ふにゃふにゃ」と「スーパーハード」
ということで、まずリールのスプールから出ていく様子が全く異なる。
フロロは螺旋形状のまま出ていくのだが、PEでは螺旋形状には見えない。
次に異なるのがラインの重さ(比重)で、この点ではフロロが水に沈むため
例えばセニョールを沈めて使いたいときには大きなメリットになると感じた。
・・・が、その反面、硬いフロロは糸よれが発生するセニョールとの相性が最悪で、
同じ巻き方だと3回くらいでかなり明確に危険な糸よれ状況となってしまう。
PEだと10回くらいは全然平気なのに、フロロでセニョールを使うのはかなりやばいw
7:29
ブルブルッ!
と、新しいラインに苦戦しつつも、開始30分弱で、ラッキーヤシオ が降臨である。
ラッキーヤシオとは朝一に釣れる恐らく昨日の放流残存魚で、今私が命名した(爆)
釣った瞬間は45cmくらいかと思ったが、あとで捌き場のメジャーで計ったところ、
52cmくらいあった。
ヒットルアーは当然のように セニョール で、
なんだかんだ言いながら糸よれ必至の大勝負に勝ったわけである(←大袈裟かw)
ちなみに、この魚は結構走った。1分以上ファイトしたと思う。
8:53
開始早々に幸先よく1匹釣れたので、2匹目もすぐ釣れるかと思ったが、
まあ、そんなに甘いわけはなく、おなじみの沈黙タイムに突入したので、
こちらも放水タイムに突入する(爆)
しかし、この日はポカポカでまだまだ初秋の雰囲気であったが、
場内の木々はすっかり色付いており、まさに紅葉真っ盛りであった。
思えば11月3連休といえば、道志の山伏キャンプ場の紅葉がちょうど見頃で、
何度か足を運んだものであるが、人の気持ちは変わりやすいものでw
今となっては発光路の紅葉で十分満足である。
いや〜、それにしてもほんとにキレイ。
9:05
ブルブルッ!
と、紅葉と小用を堪能?した後に釣り場に戻ると、
驚いたことに頂鱒のオスっぽい顔をした魚がヒットである。
今回の釣行で感じたのは池の透明度と魚の好活性で、コンディションはかなり良かったと思う。
しかし、惜しいことに、この魚はサイズが中途半端だった。
40cmあるかないか・・・メジャーで測れば39cmだったかもしれないが(爆)
この後に放流も控えていることから、ここは一発大博打でリリースすることにした。
で、せっかく格好いい顔の魚が釣れたので、せめて写真だけ撮っておこうと
顔にカメラを近付けたら、反撃に遭って撮れなかった(爆)
9:38
10時過ぎには放流車が来るはずで、そこからお昼まではノンストップ釣行となるので
ここらでおやつ?を食べておく。
今日はいつものチョコオールドファッションが無く、キャラメルコーティングのそれだったが、
チョコの方が個人的には好みだった。
10:31
いよいよ待望の放流車が登場である。
ちょっと勢い余ってズームで寄り過ぎたのでボカシを入れてみたが、
何か密放流みたいな絵になってしまって申し訳ない。
しかし今日は客も大入りで、朝のうちに発光路のお兄さんと養魚場との間で
「今日の放流はめいっぱい多めでお願いします!」
とのやりとりがあったのかはわからないが(爆)
予想通り大型魚が沢山入ったように・・・見えた。
・・・しかし、放流後すぐに釣れる時と釣れない時があるのが、ここの特徴であり、
2〜3匹は上がったような気もするが、大ラッシュとはならなかった。
こうして残った魚は、明日の朝に釣られるのであろうか?
そうして、あれ?あれ?と言っている間にペレットタイムに突入した。
11:26
グイグイグイ〜ン
ペレット撒きに合わせて投げ入れた鱒玄人ウィーパーの焦げ茶色に、
強烈な大物がヒットした!
しかし、何かおかしい・・・いわゆる「引き過ぎ」状態であるw
こういうときは、大抵「スレ」である。
そして、何故だか知らんが、こういうときはヤシオマスではなく
十中八九、ブラウンかジャガーなのだ。
周りに大迷惑をかけながら、恐らくスレである魚を必死に寄せる。
寄せる・・・
寄せる・・・
鬼のような引きを見せた魚は、何だか随分黒っぽいw
そしてバッチリ背びれにフックが掛かっていた。
バイ〜ン
こうして上がってきたのは、やけに顔が黒い50cmオーバーのブラウンであった。
かなり顔が怖い(爆)
こんな魚が目の前の池底に潜んでいたとは想像も出来ないほどに、
ペレットタイム以外はおとなしく目立たないようにしているのである。
発光路ルールでブラウンはリリースなので、もちろんリリースする。
ルールでなくても顔が怖すぎるのでリリースしたと思うw
12:09
そして、結局放流でヤシオを追加する思惑が空振りに終わり、
リリースしたミニ頂鱒のことを若干後悔しながらランチタイムに突入する。
しかし!
しかしである。
いつもならこのタイミングで1号池か2号池に移動するのが常であったが、
今日の私は一味違うw
数日前に「さとーさん」が「発光路3号池、午後の方が釣れるんじゃね?」
とコメントで教えてくれていたので、そのアドバイスに従ってみようという作戦である。
発光路釣行は、2020年から足掛け3年で今回が記念すべき20回目になるが、
これまで午後の3号池でヤシオマスが釣れたことは一度もなく、
午後は他の池を周るのがお決まりのパターンとなっていた。
しかし、今日は3号池に骨をうずめる覚悟で粘ってみることにしたのだ。
確かこの頃には、既にフロロ3lbに見切りを付け、
いつものPE0.3号を巻いた予備スプールに付け替えていた。
とにかく糸が沈むのは、特に今日みたいにセニョールを沈めたいときには最高だったが、
如何せん、硬いラインとセニョールの相性が悪過ぎる。
何しろ私の釣りは、特に3号池ではセニョール無しでは成り立たないので、
これは致命傷となった。
そして、盲目にセニョールを投げ続けること2時間あまり・・・
ようやくその瞬間が訪れた!
14:13
グイグイグイ〜ン!
何と「さとーさん」の予言通り、午後のしかも時間まで指定頂いていたと思うが、
その時間帯ぴったりに釣れたのはこれまた52cmほどのヤシオで、
1匹目よりも体高が高く、ゴンブトに近い良型個体であった。
ありがと〜、さとーさん!
早速捌き場へ直行し、2匹を並べてみたところ、ほとんど同じ大きさであったw
2匹目の方がかなり大きく感じたのは、諦めかけた状態での心のバイアスが掛かっていたのだろうか。
15:03
さあ、これでようやく3号池での「修行」の釣りから解放されw
1号池と2号池で「プレジャー」の釣りを楽しむことが出来る・・・
と、思ったが1号池が思いの外渋く(最近いつもそんな気がするが)
結果的には2号池で5匹くらいを追加することが出来た。
しかし、如何せん今日はセニョールしか釣れない。
そういえば2匹目のミニ頂鱒は、セニョールがたまたま顔の前を横切った瞬間に
見事に反転バイトしてきたのだった。
あの瞬間は初めて見たかも。
通常は、後ろから口をパクパクさせながら追いかけてくることが多い。
(あの口パクパクはかなり間抜けで面白いw)
ちなみにラインはPEのこれを愛用している。
元々「タカさん」が使用されていたのを真似して使いだしたのだが、
今回の釣行で、実はセニョール向きのラインであることを、図らずとも認識してしまったw
号数は0.3号を使用しているが、恐らく0.2号でも強度的には問題ないと思う。
ただ、0.3号でも十分細いので、特に不満は無い。
DUEL(デュエル) PEライン アーマード F アジ・メバル 100m/150m 0.2/0.3/0.4号 ミルキーピンク/オレンジ アジ・メバル
16:03
最後は2号池で楽しんだが、いよいよアタリも止まってきたので、
定刻より1時間早く引き上げることにした。
いや〜、しかし久しぶりのヤシオ2匹ゲットの満足感は極大で、
いつぶりかと思ったら今年の2月以来であった。
しかし、今回目に付いたのは、3号池で若者が大型魚を一人で何匹も掛けていたことである。
管釣り王国栃木には常人では考えられないような管釣りテクを持ち合わせている釣り人が多数おり、
そのうちの一人であることは間違いない。
まあ、こういったケースのほとんどはサイトフィッシングでの誘いの釣りであり、
狙った魚の鼻先にルアーを通す、極めて高いキャストコントロールが必要となってくる。
それにしても栃木というのは面白い地域性で、まさに管釣りガラパゴス的な進化を遂げている。
他の県で、これほど何かガラパゴス的な進化を遂げている県はあるのだろうか?
しかもこの異常な上手さは、いっしょに釣りに行かないと気付かないわけである。
例えばたまたま他県から栃木の企業に就職し、
「あ、昔バス釣りやってたの?それならいっしょに管釣り行こうよ」
なんて誘われたが運の尽き(爆)
栃木県民の圧倒的管釣りスキルに驚愕し失望するのは必至であろうw
・・・ということで、今回は栃木県民の「さとーさん」のおかげで
2匹目のヤシオをゲットできた釣行記でしたw
「さとーさん」ありがとうございました!
(おしまい)
【発光路戦績】(ヤシオ or 姫神 or 頂鱒の釣れた数)
第1戦 2020年12月 ヤシオ?1
第2戦 2021年 4月 ヤシオ0
第3戦 2021年 4月 ヤシオ0
第4戦 2021年 4月 ヤシオ1
第5戦 2021年 8月 ヤシオ0
第6戦 2021年11月 ヤシオ2
第7戦 2022年 3月 ヤシオ2
第8戦 2022年 3月 ヤシオ1
第9戦 2022年 4月 ヤシオ2
第10戦 2022年5月 ヤシオ1
第11戦 2022年7月 ヤシオ1
第12戦 2022年9月 ヤシオ0
第13戦 2022年9月 ヤシオ2
第14戦 2023年1月 ヤシオ0
第15戦 2023年2月 ヤシオ2
第16戦 2023年4月 ヤシオ0
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コメント
こんばんは~
ヤシオ2匹ゲット、おめでとうございます。
アドバイスが役に立って良かったです。
確かに釣りウマな人は結構いますね。
私も先日釣行時にサカナを個別に認識出来て、狙って釣ってる人がいましたよ。
『あのサカナはさっきバイトしたから、もう食わん』とか、、、
もしかして、水牛スプーンを使ってませんでしたか?
表層でゆっくりとユラユラする動きに結構反応する感じでしたね。
まるでハートデザインのフェザーで誘ってるみたいでした。
発光路はフェザーは禁止ですが、、、
まぁ、上手い人の技は真似出来るなら真似した方がイイですよね。
ではでは、、、
ヤシオ2匹ゲット、おめでとうございます。
アドバイスが役に立って良かったです。
確かに釣りウマな人は結構いますね。
私も先日釣行時にサカナを個別に認識出来て、狙って釣ってる人がいましたよ。
『あのサカナはさっきバイトしたから、もう食わん』とか、、、
もしかして、水牛スプーンを使ってませんでしたか?
表層でゆっくりとユラユラする動きに結構反応する感じでしたね。
まるでハートデザインのフェザーで誘ってるみたいでした。
発光路はフェザーは禁止ですが、、、
まぁ、上手い人の技は真似出来るなら真似した方がイイですよね。
ではでは、、、
さとーさん
こんばんは〜
いや〜、アドバイスありがとうございました
完全に預言者でしたねw
3号池で釣り続ける人はやばいですね
あの特殊能力は他県にはそうそう居るもんじゃ無いと思います
水牛スプーンですかぁ
いやぁ、それは真似できそうに無いですw
こんばんは〜
いや〜、アドバイスありがとうございました
完全に預言者でしたねw
3号池で釣り続ける人はやばいですね
あの特殊能力は他県にはそうそう居るもんじゃ無いと思います
水牛スプーンですかぁ
いやぁ、それは真似できそうに無いですw
しく様
いや~、3号池での2匹は嬉しいですよね!
おめでとうございます!
しかし本当にセニョール上手ですよね。
私なんてこの前釣れたからとセニョール使ってみたものの、無反応で心が折れましたから。
そうそう、私も以前はフロロ使ってたんです。
個人的には非常に相性の良いラインだったのですが、紫外線に対する弱さ(釣行毎に数メーター切ってから使わないとブチブチ切れる)があまりにもコスパが悪いのでPEに変えました。
PEに変えてからは、毛羽立つまで使ってます。
いや~、3号池での2匹は嬉しいですよね!
おめでとうございます!
しかし本当にセニョール上手ですよね。
私なんてこの前釣れたからとセニョール使ってみたものの、無反応で心が折れましたから。
そうそう、私も以前はフロロ使ってたんです。
個人的には非常に相性の良いラインだったのですが、紫外線に対する弱さ(釣行毎に数メーター切ってから使わないとブチブチ切れる)があまりにもコスパが悪いのでPEに変えました。
PEに変えてからは、毛羽立つまで使ってます。
タカさん
おはようございます〜
ありがとうございます
この日の捌き場は私以外も赤身だらけですごい光景でしたよw
セニョールは上手も下手も無いですよ
ただキャストするだけですw
おお、紫外線劣化とか、なかなか使ってみないと気付かないですね
その点PEの耐久性は安心できます
今度はオレンジじゃなくてピンクのを買ってみますw
おはようございます〜
ありがとうございます
この日の捌き場は私以外も赤身だらけですごい光景でしたよw
セニョールは上手も下手も無いですよ
ただキャストするだけですw
おお、紫外線劣化とか、なかなか使ってみないと気付かないですね
その点PEの耐久性は安心できます
今度はオレンジじゃなくてピンクのを買ってみますw